たわしに米粒、洗剤の容器が大きすぎる…など、台所の片付けの〝もやもや〞解消アイデア集。
調理道具がすぐ出てこない、たわしに詰まるゴミが気になる……。そんな毎日の台所仕事にありがちな、小さなストレス。とっておきの解決法を、料理家の瀬尾幸子さんと文筆家の山本ふみこさんが教えます。
文・新田草子
【片づけ】ゴミや汚れ問題はたまる前に手を打ちストレス回避。
(もやもや1)生ゴミ置き場が定まらない。
●ホーロー製の容器を〝飾り置き〞。
コンポスト用の野菜くずなどはすべて、カウンターに置いたホーローの容器に。インテリアを邪魔しないし、ゴミをかがまずに捨てられて、中身を捨て忘れることもありません。満足しています。(山本さん)
(もやもや2)気づくとたまっている調理家電の汚れ……。
●竹製キッチンペーパーで気づいたときにひと拭き。
大掃除が苦手で、家電の汚れもまめに拭くようにしています。このとき便利なのが竹製のペーパー。毛羽立ちが少なくて汚れ落ちがよく、洗って何度も使えます。竹なので抗菌効果もあるかも?(山本さん)
(もやもや3)たわしに米粒などの細かいゴミが詰まる。
●ナイロンたわしと漁網エコたわしに替えて解決。
次女が編んでくれるアクリルたわしと、漁業用の網をリサイクルした「漁網たわし」に替えたらスッキリ。交互に使い、一日の終わりに洗濯機へ。乾いたら輪ゴムで束ね、コンパクトに収納しています。(山本さん)
(もやもや4)洗剤の容器が大きすぎる。
●100均のソース入れに詰め替えたら大成功。
シンクの上に棚があって、洗剤の容器が置きにくい。そこで100円ショップのソース入れに詰め替えたら、場所は取らないし使いやすくて大正解。クレンザー用(真ん中)は、先端を少しカットして出をよくしています。(瀬尾さん)
『クロワッサン』1067号より