くらし

朝のお弁当作りがラクになる、BBQハンバーグと2つの副菜【ろこさんの冷凍コンテナごはんレシピ】

コンテナひとつで多彩なメニューが楽しめる、〝自家製冷凍食品〟が話題。
ひとりの食事、留守番、弁当など、多くの場面で活躍するレシピを紹介。
  • 撮影・青木和義 文・松本あかね

お弁当もレンチン1回なら朝のバタバタ回避!

朝にラクする!
[ 使用したコンテナ:700ml ]
食べる時は… 蓋をずらしてのせ、600Wの電子レンジで5分加熱する。取り出して、小松菜と赤パプリカをキッチンペーパーにとって水気をふく。冷ましたごはん(分量外)とともに、弁当箱に詰める。

ソースを肉だねに練り込んだ、お弁当向きの一品。ふわふわやわらかな食感なので、加熱後に好みでハンバーグを耐熱皿に取り出し、レンジのオーブン機能を使って焦げ目をつけても。

【材料(1人分)】
主菜/

牛豚合い挽き肉 80g
玉ねぎ 1/8個(25g)
A[ケチャップ・片栗粉 各大さじ1、中濃ソース 小さじ2、マヨネーズ 小さじ1、砂糖 小さじ1/2]

副菜1/
小松菜 20g
B[塩・胡椒 各少々、バター 5g]

副菜2/
赤パプリカ 1/4個(40g)
C[醤油・砂糖 各小さじ1/2]

【冷凍コンテナの作り方】
1.玉ねぎはみじん切りにする。小松菜は2cm長さに切り、シリコンカップに立てて入れ、Bを加える。赤パプリカは小さめの乱切りにし、シリコンカップに立てて入れ、Cを加える。
2.ボウルに合い挽き肉、玉ねぎ、Aを入れ、手でよく練って2等分にする。楕円形に成形し、コンテナに入れる。
3.小松菜とパプリカも並べ入れ、蓋をして冷凍する。

材料と調味料をひと箱に詰めて。 レンジで簡単、冷凍コンテナごはん。

「コンテナに材料と調味料を入れるだけ。冷凍食品を買うよりお得です」と、「冷凍コンテナごはん(R)」の考案者である時短料理研究家のろこさん。訪問調理の仕事で、大抵の家にコンテナがあることからひらめいたという。

作り方はいたって簡単。コンテナにカットした食材、調味料を詰めて冷凍すれば、あとは食べたいときに食べる人が電子レンジでチンするだけ。

「パスタやピラフ、煮込みや汁物、魚介料理まで、どんなメニューもレンジで1回加熱すれば完成します。自分がいないときでも、家族や大切な人たちに、“私の味”を食べてもらえるのが安心です。レシピは1箱で1人分が目安。2人分以上の場合はコンテナの数を増やしてくださいね」

冷凍コンテナの3つのいいこと

□ 調味料の味が入りやすい
□ 洗い物が少ない
□ 油少なめでヘルシー

冷凍すると素材の細胞壁が壊れ、調味料がよく染み込む。使うのはコンテナ、まな板、包丁だけ。調理油が少量ですむのもうれしい。

今回使用したのは…

コンテナは主に正方形の700mlを使い、水分量が多いパスタのみ1100mlを使用。シリコンカップは副菜作りに。事前に耐冷・耐熱温度を確認して。

\たったこれだけ基本の3ステップ/

【1.材料を平らに詰める】ムラなく加熱するため、平らに広げて詰める。肉を一番上にすれば、火の通りを確認しやすい。
【2.平らな状態で冷凍する】中身が片寄ると加熱の状態にばらつきが出て失敗の原因に。料理名、作製日、加熱時間を貼って。
【3.蓋をずらしてレンジでチンする】蓋をずらして蒸気の逃げ口を作ることによって蒸気の対流が起こり、まんべんなく火が通る。蓋をしたままだと破裂するので要注意。

【!】冷凍保存期間は2週間です。電子レンジの加熱は600Wを基準としています。700Wの場合は0.85倍、500Wの場合は1.2倍を目安に加熱してください。機種により、差が生じる場合があります。

ろこ

ろこ さん

時短料理研究家

大手家事代行サービスで活躍後、独立。近著に『調理時間0分 朝チンするだけ 時短料理研究家ろこさんの 冷凍コンテナ弁当』(小社刊)。インスタグラム:@roco1230

『クロワッサン』1069号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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