くらし

ルッコラとジャガイモのサラダ【ビジンサマレシピ】

信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山に住んでいると伝えられているビジンサマという神様。そのお膝元である信州から、体に優しい食材を使い、卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を、地産地消料理研究家の中村恭子さんに紹介してもらいます。
  • レシピ提供:中村恭子

ルッコラとジャガイモのサラダ 

新年度がスタートし何か新しいことを始めた人も多いことでしょう。
かくゆう私も、なりゆきからですがこの4月からボランティアを始めることにしました。80代の女性からタブレットの使い方を教えて欲しいと頼まれたのです。

その女性とはこの連載の中でも何度かご紹介したことのあるポニーハウスという農園(⇒https://ponyhouse.jimdofree.com/)のオーナー通称ポニーママさんです。

新しいことにチャレンジすることは誰しも大きなエネルギーを必要としますが、80代でデジタル機器を勉強するとはもはや脱帽、また私も頑張ろうという励みにもなります。

春の暖かな日差しの中で、農園を訪れる人たちを交えてのおしゃべりも楽しく、1時間というボランティアの時間はいつもあっという間に過ぎていきます。

↑写真は、先日ボランティアのお礼にといただいたポニーハウス さんのビニールハウスで冬越ししたルッコラ。

蓼科の冬はビニールハウスの中といえども氷点下10度を下回ることもあるため、ルッコラのまずその生命力に驚きますが、独特の辛味はそのままに甘みが増していてものすごく美味しいのです。

というわけで今回はこの冬越ししたルッコラと同じく冬越ししたジャガイモとりんごを使ったお料理をご紹介します。味付けには以前ご紹介した甘酒ドレッシング(https://croissant-online.jp/life/69564/)を使用していますが、市販のマヨネーズでも良いです。


↑昨年収穫した我が家のジャガイモ。もう残りわずかとなりました。芽の部分は取り除けば十分美味しく食べることができます。
↑同じく冬越しした我が家のりんご。湿らせた新聞紙に1つ1つ包んだ後さらに発泡スチロールに入れておくと今の時期まで美味しく保存できます。

【材料】

ジャガイモ 中くらいのもの3個くらい 
玉ねぎ 中くらいのもの1/6くらい
ルッコラ 適量
りんご 適量
甘酒ドレッシングまたはマヨネーズ
味を見て塩、胡椒、お好みのハーブやスパイス 

お好みでローストしたスライスアーモンドなど

【作り方】

1.玉ねぎはごく薄切りにして塩で揉んで水にさらして辛味を除き、りんごはいちょう切りにして塩水につけておきます。鍋にざく切りにしたジャガイモとかぶるくらいの水を入れ火にかけ、ジャガイモに火を通します。
2.1のジャガイモを冷水にくぐらせ皮をむき
3. 冷めないうちにフォークなどで潰します。
4.ジャガイモの粗熱が取れてからドレッシングとりんご、玉ねぎを加えて混ぜ合わせ、味を見てお好みで甘酒、塩、胡椒、お好みのハーブ(※)等で好みの味付けにしてからルッコラとローストしたナッツを合わせ器に盛りドレッシングをかけていただきます。 ※私はジャガイモを使うお料理にはローズマリーをよく使います。

「ビジンサマレシピ」について

信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山にはビジンサマという神様が住んでいて「ビジンサマが山を通る日、人は山仕事を休む」という言い伝えが残されています。「休む」ことは、美しく健やかな体づくりに必要なこと。ビジンサマの語源はもしかしたら「美人様」なのかもしれません。

蓼科塾では「休む」神様ビジンサマにちなみ、ビジンサマのお膝元である信州から「休む」ためにふさわしい体に優しい食材を使い卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を提案しています。

信州といえば、麹を使った味噌や甘酒などの発酵食品や、蕎麦、キビ、アワなどの雑穀、山野草にきのこ、リンゴや杏、ぶどうなどのフルーツ、寒天や高野豆腐などの乾物類などなど、美味しくて体に良い食材の宝庫。中には美容・健康効果の高い食用ほおずきといった、あまり流通していない食材もあり、入手方法から調理方法までお伝えしていきます。
「ビジンサマレシピ」で美しく健やかな体づくり、してみませんか?

中村恭子●一般社団法人蓼科塾代表/地産地消料理研究家/健康管理士。 2011年東京都より長野県茅野市に移住し信州の地産地消に根ざした「ビジンサマレシピ」の開発を手がけている。

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