くらし

【動画付き】「ビジンサマレシピ」で作る、りんごシロップの田楽味噌。

信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山に住んでいると伝えられているビジンサマという神様。そのお膝元である信州から、体に優しい食材を使い、卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を、地産地消料理研究家の中村恭子さんに紹介してもらいます。
  • レシピ提供:中村恭子 撮影・津山寿文(株式会社ヒトヒトプロモーション)
りんごの生産量全国第2位の信州。品種や地域を変えながら、秋から冬にかけて長い期間出荷される信州フルーツの代表格です。生の果実だけでなくジュースやジャム、ドライなど様々に加工されたものがでていますが、濃厚な味わいをそのまま絞ったストレートジュースはりんごそのものの味わいが楽しめお勧めです。
今回はりんご農家さん直伝!りんごを丸ごと絞ったストレートジュースを使った甘酸っぱいりんごシロップの作り方とそのアレンジレシピをご紹介します。
作ったりんごシロップはそのままヨーグルトなどにかけても良いですし、お砂糖の代わりの調味料として色々なお料理やお菓子に使用してみてください。

りんごシロップの田楽味噌

りんごのストレートジュースを使ったりんごシロップを作り、お好みの味噌と合わせて田楽味噌を作ります。
今回は、軽く水気を切ったお豆腐に小麦粉と片栗粉を半々に混ぜ合わせた衣をまぶして油を引いたフライパンで焼いた焼き田楽に合わせました。お好みでゆずやかぼすなどの柑橘類を添えても良いでしょう。
またお豆腐以外にも蒟蒻や大根、ナスなどお好みの食材に合わせてお楽しみ下さい。

【材料】
りんごジュース(ストレート果汁) 500cc ※りんごシロップの材料

お好みの味噌
豆腐などお好みの食材

【作り方】
1.
りんごシロップを作る。鍋にりんごジュース500ccを入れて火にかけ中火にかけ沸騰したら弱火にしてコトコトと煮詰める。
2. 時々味を見ながら半量から1/3量までお好みの味の濃さになるまで煮詰めたら完成。(煮詰めるほど濃厚に仕上がる。)
3. 粗熱を取ってから瓶などに入れて保存。※長期保存の場合は煮沸消毒した瓶に入れると良い。
4. りんごシロップとお好みの味噌を馴染ませる。少量の場合はすぐになじませられるが多めに作る場合は味噌をりんごジュースで緩めてから数回に分けてりんごジュースを加えると良い。
5. 豆腐や蒟蒻などお好みの田楽に合わせていただく。ゆずやかぼすなどお好みの柑橘類を添えても○

りんごシロップの田楽味噌のレシピ動画
中村恭子●一般社団法人蓼科塾代表/地産地消料理研究家/健康管理士。
2011年東京都より長野県茅野市に移住し信州の地産地消に根ざした「ビジンサマレシピ」の開発を手がけている。
●「ビジンサマレシピ」について
信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山にはビジンサマという神様が住んでいて「ビジンサマが山を通る日、人は山仕事を休む」という言い伝えが残されています。「休む」ことは、美しく健やかな体づくりに必要なこと。ビジンサマの語源はもしかしたら「美人様」なのかもしれません。

蓼科塾では「休む」神様ビジンサマにちなみ、ビジンサマのお膝元である信州から「休む」ためにふさわしい体に優しい食材を使い卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を提案しています。

信州といえば、麹を使った味噌や甘酒などの発酵食品や、蕎麦、キビ、アワなどの雑穀、山野草にきのこ、リンゴや杏、ぶどうなどのフルーツ、寒天や高野豆腐などの乾物類などなど、美味しくて体に良い食材の宝庫。中には美容・健康効果の高い食用ほおずきといった、あまり流通していない食材もあり、入手方法から調理方法までお伝えしていきます。
「ビジンサマレシピ」で美しく健やかな体づくり、してみませんか?

<今回 使用したりんごジュースの生産農家>
すまいる農園
〒3813304長野県上水内郡小川村瀬戸川870−1
https://www.facebook.com/itumoegaodegenkiyoku/
問い合わせ先: TEL/FAX 0262692903
Mobile: sumairunouen@gmail.com
PC: suusansupecial@nifty.com
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