基本の鶏むねスープと酢を使った3つの食欲アップレシピ。
撮影・岩本慶三 文・一澤ひらり
酢ベース
【鶏むねスープ500ml+酢 大さじ2】
酢の酸味が秘める健康効果は絶大。
すっきり飲めて、食欲も進みます。
1.セロリとチンゲン菜スープ
[効果 → 美肌 高血圧]
酢には善玉菌を増やして、腸内環境を整える力があります。チンゲン菜は抗酸化力の高いβ-カロテン、ビタミンC、ビタミンEが含まれているので、生活習慣病の予防も期待できます。
【材料】(2人分)
セロリ 1/2本(50g)
チンゲン菜 葉3枚
めかぶ 1パック(35g)
いりごま(黒) 適量
A(しょうゆ 小さじ2、オイスターソース 小さじ2、豆板小さじ1/4)
鶏むねスープ(※作り方は画面下に掲載) 500ml
酢 大さじ2
【作り方】
1.セロリは斜め切りにする。チンゲン菜は軸を取る。
2.鍋に鶏むねスープと酢を入れて中火で温める。沸騰寸前で弱火にし、セロリ、めかぶを加えてAで味つけをする。
3.仕上げにチンゲン菜を入れてサッと煮る。
4.器に盛り、いりごまをふりかける。
2.ゴーヤとセロリのビネガースープ
[効果 → ダイエット 美肌]
ゴーヤの苦味がほどよく効いた大人のスープ。ゴーヤには豊富なビタミンCが含まれ、紫外線による肌の老化やダメージを防いでくれたり、コラーゲンを生成する働きがあります。
【材料】(2人分)
ゴーヤ 1/2本(100g)
セロリ 1/2本(50g)
トマト 小1/2個(50g)
オイスターソース 小さじ1
塩、黒こしょう 各小さじ1/4
ごま油 小さじ2
鶏むねスープ(※作り方は画面下に掲載) 500ml
酢 大さじ2
【作り方】
1.ゴーヤはワタをスプーンなどで取り、薄切りにする。セロリは斜め切りにする。トマトは角切りにする。
2.鍋にごま油をひき、中火でゴーヤとセロリを炒める。セロリの表面に焼き色がついたら、鶏むねスープと酢、オイスターソースを加える。
3.スープが沸騰寸前になったら弱火にし、トマトを入れ、塩と黒こしょうで味をつける。
3.桜エビとマッシュルームのトムヤムクン
[効果 → 美肌 骨粗しょう症]
酢の酸味、豆板醤の辛味、ナンプラーでタイ料理風に演出して、みそがマイルドにまとめます。桜エビはだし汁代わりになり、カルシウムが豊富で、骨粗しょう症の予防にも期待できます。
【材料】(2人分)
桜エビ 10g
マッシュルーム(白) 6個
サニーレタス 葉1枚
A(ナンプラー 大さじ1、みそ 大さじ1、豆板醤 小さじ1/2)
鶏むねスープ(※作り方は画面下に掲載) 500ml
酢 大さじ2
【作り方】
1.マッシュルームは軸をとり、半分に切る。サニーレタスは食べやすい大きさに手でちぎる。
2.鍋に鶏むねスープと酢、桜エビ、マッシュルームを入れて中火で温める。沸騰寸前で弱火にし、Aで味つけをする。
3.仕上げにサニーレタスを入れて、サッと煮る。
このひと手間に美味は宿る。応用自在、鶏むねスープの作り方。
【材料】4人分 できあがり約1,000ml
【作り方】
『Dr.クロワッサン 重だるいがすっきり!万能鶏むねスープ』(2019年2月5日発行)より。