怒りの感情は誰にでもある自然なもの。でも、どう扱うかを知っているだけで、怒りからくるストレスを減らせるかもしれない。
「おすすめしたいのは、怒りの記録です。専門的にはアンガーログと呼ばれるもので、イラッとしたシチュエーションを書き記しておくことで、自分のイライラのツボを把握できるようになります」
こう教えてくれたのは、アンガーマネジメントを専門とする戸田久実さん。実は人によって、どんな場面でイライラするかは違っている。職場の人に対してかプライベートか、あるいは公共の場でのマナーに反応しがちな人も。
「そういった傾向を知っていると、いざその場面になったとき、一瞬冷静になり、自分を客観視できるようになります」