綿本さんの考案によるマインドフルネス・ノート。果たしてどんなものか?
「ノートに出来事をありのままに記入することで、マインドフルネスの効果を深めることができます。私たちは自分の身に起こる出来事について、常に過去と対比しては“私はいつもこうだからダメなんだ”“あの人はああだから嫌い”と感情をミックスして捉えてしまう。そうではなく、実際に起きた出来事と、それに対する気分、本当に求めているもの、さらには書くことで気づいた自分の気持ちなどを切り分けながら、事実のみを抽出していくのです」
感情というフィルターを抜くことで自らを客観的に捉え、自分の心により耳を傾けられるようになる。これも高いマインドフルネス効果が得られる。