くらし

糸萱かぼちゃのレシピ【ビジンサマレシピ】

信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山に住んでいると伝えられているビジンサマという神様。そのお膝元である信州から、体に優しい食材を使い、卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を、地産地消料理研究家の中村恭子さんに紹介してもらいます。
  • レシピ提供:中村恭子

糸萱かぼちゃのレシピ  

もうすぐハロウィンですね。

ハロウィンといえば…かぼちゃ

糸萱かぼちゃは信州の糸萱地区で古くから栽培されている土着品種です。

私の暮らす蓼科中央高原は鉄分が多く良質の土壌で野菜類はいずれも味が濃く美味しいのですが、中でも一押しが糸萱かぼちゃです!

糸萱かぼちゃ生産者組合
http://itokaya.jimdosite.com

というわけで

今回から糸萱かぼちゃを使った美味しいレシピをご紹介していきますね。

まずは糸萱かぼちゃの生産者直伝かぼちゃを更にほくほくと美味しくするヒントから。

1.切り分けたかぼちゃに砂糖をまぶして一晩おきます。
2.かぼちゃから出た水分に、必要に応じてお水を足し醤油少々加えて炊き上げます。

これだけです!

ポイントはかぼちゃから引き出した水分で炊き上げること。

美味しいかぼちゃは何をしても美味しいですが、ちょっと残念なかぼちゃに出会った時にこそぜひお試しください。

続いてはヒントをアレンジした「塩かぼちゃ」をご紹介しましょう。

そのままでも美味しいですが色々なお料理に活用できるのでぜひ丸ごとのかぼちゃに挑戦して作ってみてくださいね。

【材料】

糸萱かぼちゃ(煮物に適したかぼちゃならどんな種類でも○)
塩(ぜひ美味しいお塩で!)適量(今回はかぼちゃ450gに対して小さじ1/2程度使用しています)
水 適量

【作り方】

1.大きな硬いかぼちゃを丸ごと切る場合、底部分の皮の方が柔らかいため逆さにして半分に切り分けます。
2.好みの大きさに切り分けて
3.塩をふり、一晩置きます。
4.かぼちゃから水分が引き出されます。
5.かぼちゃの水分量によって水の量を加減します。今回はお玉2杯分のお水を加えました。
6.蓋をして中火で鍋の中からボコボコと煮立った音が聞こえたら弱火にして10分前後加熱します。(蓋はしたまま)
7.出来上がり。熱々にメープルシロップをかけたり、潰してかぼちゃサラダやコロッケにしたり、様々なお料理に応用できる塩かぼちゃです。

●「ビジンサマレシピ」について
信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山にはビジンサマという神様が住んでいて「ビジンサマが山を通る日、人は山仕事を休む」という言い伝えが残されています。「休む」ことは、美しく健やかな体づくりに必要なこと。ビジンサマの語源はもしかしたら「美人様」なのかもしれません。

蓼科塾では「休む」神様ビジンサマにちなみ、ビジンサマのお膝元である信州から「休む」ためにふさわしい体に優しい食材を使い卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を提案しています。

信州といえば、麹を使った味噌や甘酒などの発酵食品や、蕎麦、キビ、アワなどの雑穀、山野草にきのこ、リンゴや杏、ぶどうなどのフルーツ、寒天や高野豆腐などの乾物類などなど、美味しくて体に良い食材の宝庫。中には美容・健康効果の高い食用ほおずきといった、あまり流通していない食材もあり、入手方法から調理方法までお伝えしていきます。
「ビジンサマレシピ」で美しく健やかな体づくり、してみませんか?

中村恭子●一般社団法人蓼科塾代表/地産地消料理研究家/健康管理士。 2011年東京都より長野県茅野市に移住し信州の地産地消に根ざした「ビジンサマレシピ」の開発を手がけている。

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