くらし

モチっと美味しい簡単おやつ、かぼちゃ団子【ビジンサマレシピ】

信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山に住んでいると伝えられているビジンサマという神様。そのお膝元である信州から、体に優しい食材を使い、卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を、地産地消料理研究家の中村恭子さんに紹介してもらいます。
  • レシピ提供:中村恭子

冬至に、なぜかぼちゃを食べる習慣があるのか、その理由をご存知ですか?
これは栄養価の高いかぼちゃを食べることで、「風邪を予防する」という考えからなのだとか。
また「冬至かぼちゃに年をとらせるな」という言葉もありますが、これは、かぼちゃの保存も冬至までが限度という意味です。

田舎暮らしをしてみると、このことが実感としてわかります。
私が暮らす蓼科高原では、秋に収穫した野菜類は屋内で保存します。今の時期、家の中が0度を下回ることはありませんが、年を越すとそんな日も増えてきます。

本来、夏野菜であるかぼちゃはカットしなければ数ヶ月保存が効くものですが、本格的な寒さには耐えきれません。
一度しばれる(凍る)と、もう食べられなくなってしまうのです。

季節の格言を身を以て知る、厳しい環境ではありますが、そんな暮らしが我ながらとても気に入っており、日々幸せを感じながら過ごしているうちに……今年も残りわずかとなりました。早いものです。

さて、今年最後のビジンサマレシピは、かぼちゃが主役。
北海道出身の両親が、子供の頃によく食べていたという素朴なおやつのレシピをご紹介しますね。モチっとした食感が美味しい私のお気に入りのおやつです。

かぼちゃを食べて元気に年を越せますようにと願いを込めて。
どうぞ良いお年をお迎えください。

かぼちゃ団子

〈材料〉作りやすい分量
かぼちゃ 1/4個
片栗粉 皮をむいたかぼちゃ総量の1/5~
※今回は250gでしたので50gを使用。水っぽいかぼちゃの場合は片栗粉の量を増やすと良いです。
塩 少々
太白ごま油(または癖のない植物オイル)適量 ※たっぷり目の油で焼くと美味しい!

〈作り方〉 
1. かぼちゃは蒸してから皮をむき、マッシュして滑らかなペースト状にします。
2. 1に片栗粉を加えて練ります。
3. お好みの大きさに丸めて、平たくのばします。
4. 太白ごま油をフライパンに太白ごま油を加えて熱し、かぼちゃ団子を並べて蓋をし両面をこんがりと焼きます。

「ビジンサマレシピ」について

信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山にはビジンサマという神様が住んでいて「ビジンサマが山を通る日、人は山仕事を休む」という言い伝えが残されています。「休む」ことは、美しく健やかな体づくりに必要なこと。ビジンサマの語源はもしかしたら「美人様」なのかもしれません。

蓼科塾では「休む」神様ビジンサマにちなみ、ビジンサマのお膝元である信州から「休む」ためにふさわしい体に優しい食材を使い卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を提案しています。

信州といえば、麹を使った味噌や甘酒などの発酵食品や、蕎麦、キビ、アワなどの雑穀、山野草にきのこ、リンゴや杏、ぶどうなどのフルーツ、寒天や高野豆腐などの乾物類などなど、美味しくて体に良い食材の宝庫。中には美容・健康効果の高い食用ほおずきといった、あまり流通していない食材もあり、入手方法から調理方法までお伝えしていきます。
「ビジンサマレシピ」で美しく健やかな体づくり、してみませんか?

中村恭子●一般社団法人蓼科塾代表/地産地消料理研究家/健康管理士。 2011年東京都より長野県茅野市に移住し信州の地産地消に根ざした「ビジンサマレシピ」の開発を手がけている。

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