爽やかで華やかな鯛のセビーチェ ディル散らし【太田垣晴子さんの香草使ったエスニックな家庭料理】
マンションのベランダで元気に育つ、大田垣晴子さん宅の香草。これを使って毎日作っているという、香草三昧の料理を見せてもらいました。
撮影・三東サイ 文・室田元美
香草の香りを、エスニックな家庭料理に取り入れました。
鯛のセビーチェ ディル散らし
いつもの刺身も、マリネにすれば洋風の一品に。
ディルの風味が爽やかさと華やかさを添えてくれる。
【材料(2人分)】
鯛の刺身1さく
玉ねぎ1/2個
A[玉ねぎ1/2個、にんにく1/2かけ、しょうが1/2かけ、塩小さじ1弱、酢1/4カップ、こしょう適量]
ディル・オリーブオイル各適量
【作り方】
1.玉ねぎ1/2個分を薄くスライスし、水に5分ほどさらした後、水気をきっておく。
2.Aの玉ねぎ、にんにく、しょうがをすりおろし、塩、酢、こしょうを加えて混ぜ合わせる。
3.やや厚めに切った鯛の刺身を1と2で和え、器に盛りディルをのせ、オリーブオイルをまわしかける。
*セビーチェは密閉容器で4〜5日間冷蔵保存可能。
ペースト状にして瓶で保存、和えものやパスタソースに。
グリーンはバジルペースト。生バジル、炒ったクルミ、にんにく、塩、オリーブオイルを一緒にミキサーでペーストにする。「パスタにからめたり、ポテトサラダにかけてもおいしいです」。白いほうはセビーチェ。玉ねぎ、にんにく、しょうがをすりおろし、塩、酢、こしょうを加える。魚介料理に合い、鯛のマリネに使用。
大田垣晴子(おおたがき・せいこ)さん●イラストレーター。イラストとエッセイが融合した「画文」で知られ、雑誌でも活躍。『四十路の悩み』ほか、著書多数。
『クロワッサン』1023号より