くらし

スパイスを楽しむ2つのケーキ【福田里香さんのレシピ】

スパイスを加えることで、なじみのあるお菓子がハッとするような新しい魅力を発揮する。香味や辛味を利かせた、大人のスイーツを菓子研究家の福田里香さんが提案。
  • 撮影・馬場わかな 料理、スタイリング・福田里香

複雑で深い風味を 焼き菓子で楽しむ。

バターや粉と合わせたスパイスで生地に深い旨味が。どちらも1日置くと味がよりなじむ。

(右)シナモンシュトロイゼルのレアチーズケーキ (左)ワンボウルで作るパンデピス

シナモンシュトロイゼルのレアチーズケーキ

「まろやかなレアチーズケーキには、シュトロイゼル生地に利かせたシナモンのスモーキーな風味が欠かせないポイントになります」

シュトロイゼルとはドイツ式クラム(砕いたクッキー生地)。大きめに切り食感を楽しむ。

チーズケーキはクッキー生地を味わうお菓子でもある。上のせ式で極上のサクサク感。

【材料(17×10cm・高さ6cmの保存容器1個分)】
チーズケーキ生地[クリームチーズ150g、砂糖60g、レモン果汁1/2個分、けずったレモン皮小さじ1、プレーンヨーグルト120g、生クリーム150ml、粉ゼラチン5g、水大さじ2]
シュトロイゼル生地[無塩バター35g、砂糖50g、薄力粉50g、シナモンパウダー5g、塩ひとつまみ]

【作り方】 
1.
ボウルに室温で柔らかくしたクリームチーズと砂糖を入れ、泡立て器でよく混ぜる。レモン果汁と皮も混ぜる。
2.プレーンヨーグルトと生クリームを少しずつ加えて混ぜる。
3.耐熱容器に水を入れ、粉ゼラチンをふり入れる。電子レンジ(600W)で30秒程度加熱して完全に溶かす。
4.3を2に加えてよく混ぜる。容器に流し入れ、ふたをして冷蔵庫で3時間ほど冷やし固める。5.シュトロイゼルを作る。室温で柔らかくしたバターに泡立て器で砂糖をすり混ぜる。残りの材料を合わせてふるい入れ、スケッパーで切るように混ぜる。ひとまとめにしてラップで包み、1cm厚さに整えて冷蔵庫で20分冷やす。
6.5を1cm角に切り、クッキングペーパーを敷いた天板にのせ、170度に予熱したオーブンで15~18分焼く。
7.6が完全に冷めたら手で割り、4の上にのせ、冷蔵庫で半日置く。

ワンボウルで作るパンデピス

「いろんなスパイスが混ざり合うことでしか出せないおいしさを楽しんで。はちみつもひとつのスパイスとして考えます」

甘さ控えめのパウンドケーキ。直訳するとスパイスパン、朝食にもおすすめの味。

【材料(18×7cmのパウンド型1台分)】
無塩バター110g
きび砂糖65g
はちみつ75g
室温に戻した卵2個
粉類[薄力粉130g、ベーキングパウダー小さじ2、シナモン(パウダー)小さじ1、ジンジャー(パウダー)小さじ1、ナツメグ(パウダー)小さじ1/2、クローブ(パウダー)小さじ1/2、塩ひとつまみ]

【作り方】 
1.型にクッキングペーパーを敷く。はちみつが結晶化していたら軽く温めて溶かす。室温に置き、指で押すと凹むくらいに柔らかくしたバターときび砂糖をボウルに入れ、泡立て器ですり混ぜる。はちみつも加えて混ぜる。
2.1に溶きほぐした卵を少しずつ加え、泡立て器で混ぜる。粉類を合わせてふるい入れ、泡立て器でさっくり混ぜる。
3.2を型に流して表面を平らにならし、180度に予熱したオーブンで35~40分焼く。型から外し、ケーキクーラーの上で冷ます。

福田里香(ふくだ・りか)さん●菓子研究家。季節感のあるレシピで人気。焼き菓子やキッチングッズのプロデュースも手がける。著書に『民芸お菓子』『新しいサラダ』など。

『クロワッサン』1023号より

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