くらし

さっぱりした風味で魚の持ち味を引き出す、梅とあじの香りご飯【吉田愛さんのレシピ】。

そのまま食べるだけでなく、実は優秀な「調味料」としても活躍する梅干し。味付けの決め手にすれば、暑い夏も箸が進むひと皿が出来上がる。料理研究家の吉田 愛さんに教わります。
  • 撮影・高杉 純 料理、スタイリング・吉田 愛

梅干しの酸味が青魚特有の臭みをやわらげる。さらに梅のさっぱりした風味で魚の持ち味も引き出し、一段上の仕上がりに。

梅とあじの香りご飯

干物は焼いて骨や固い部分を取り除く。炊きあがりに加えることで、ボリューム感をアップ。

梅干しを入れて炊くだけで驚くほど美味しいご飯に。ほぐした干物は炊きあがりに加え、食感や香ばしさも楽しむ。

【材料(4人分)】
米2合
梅干し2個
あじの干物(大)1尾
三つ葉1/2束

【作り方】
1.米はといで水に30分つけ、ザルにあげる。炊飯器に米と2合目の目盛りまで水を入れ、梅干しをのせて普通に炊く。
2.あじは魚焼きグリルで両面こんがりと焼き、骨を取り除いて粗くほぐす。
3.三つ葉は2〜3cmに切る。
4.ご飯が炊けたら梅干しの種を取り除き、あじを入れて全体を混ぜ、三つ葉を加えてさっと混ぜ合わせる。

吉田 愛(よしだ・あい)さん●料理研究家。料理家アシスタント、東京と京都の日本料理店で修業後、独立。唎酒師として、日本酒に合うおつまみメニューの提案も得意。

『クロワッサン』1023号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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