くらし

利き脳タイプを知って、片付け術を身につけましょう。

  • イラストレーション・レモン・フー 文・板倉みきこ

●左右タイプ

なぜ片づかない?
誰かのメソッドを真似たり、細かく仕切った収納方法で失敗。

向いているのはこんな収納
論理的に納得いくまで考え、マイルールに徹するのが一番。

他のタイプよりものごとを深く、難しく考えがちで、論理的に納得しないと動きだせない。片づけをするまでに時間がかかる人も。しかも、同じ左右脳タイプでも思考パターンが異なるので、片づけ方法の共通点を見出しにくい傾向が。大切なのはマイルール。時間がかかっても、理論と方法が結びついた自分なりの片づけ方法を考えるべき。自分で納得してから動けば、作業の現場で悩むことなく、維持することも無理なくできるタイプ。

【収納の優先順位】

1.よく使っている

2.便利

3.気に入っている

4.それ以外

ものを分類する際に感情を入れてしまうと、好みのものに偏る恐れが。「合理性」をコンセプトに、分類しよう。

【このタイプの収納成功例】

常温保存可能な瓶ものは引き出しに。醤油が数種あるなど調味料をいろいろ使うので、パッケージのままの収納がわかりやすさの秘訣。ざっくりグループ分けして収納場所を決め、そこに入る量を保つというルールを維持。
スパイス用の引き出しは、一見バラバラ。でも引き出しを開ければ全部見えるという点がポイント。容器が違うことでものを判別できるし、使用頻度の少ないものの収納には手間をかけないのが、左右脳タイプらしさ。

髙原真由美(たかはら・まゆみ)さん●一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会代表理事。片づけ収納のプロを育成する協会を運営。http://jalo.jp/

※「利き脳片づけ」は坂野登京都大学名誉教授の「しぐさ利き脳理論」をもとに、日本ライフオーガナイザー協会が片づけに応用し、まとめた考え方と手法。

写真提供/(C)片づけ収納ドットコムhttps://katazukeshuno.com/

『クロワッサン』1017号より

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