A.手続きをすると、所得税と住民税の額が下がります。
1年間で10万円を超える医療費(※)を支払ったら、翌年の確定申告で医療費控除の手続きを。入院・手術、歯の治療、出産などは、対象となります。医療費控除は、(あ)家族全員が払った1年間の医療費の総額と、(い)保険などで補塡される金額がわかれば申告できます。下の[図表2]で計算した医療費控除の金額は、の[図表1]の(B)所得控除に入れられるので、そのぶん課税所得の金額が減って、所得税と住民税の額が下がります。
医療費控除の対象になるもの
● 治療費、入院費
● 治療のための薬代
● 通院のための交通費
● 治療のために必要な医療器具購入費
● 出産時の分娩代
● 入院時の部屋代、食事代など