くらし

長崎県・平戸島にスイーツの新ブランド『firando』が誕生。

“未来への回帰”をコンセプトにした新ブランド『firando』。公式オンラインショップで、ブランドシンボルとなる塩生キャラメル「MANGETSU」と、日本の菓子文化の歴史の層をプリンの層で表現した「PURIORI」の販売を開始。

江戸鎖国期、平戸は西の都“firando”と呼ばれ国際貿易港として栄えた。当時、キャラメロという西洋菓子が平戸に伝来した物語を、現代の長崎県・平戸市で復刻。
『firando』が取り扱うのは、こだわりの2商品のみ。塩生キャラメル『MANGETSU』は“自然への回帰”を、『PURIORI』は日本の菓子文化の層“歴史への回帰”を表現。

MANGETSU

フルムーンキャラメロ『MANGETSU』のコンセプトは「自然への回帰」。
美しい平戸島の海から満月の満潮の夜にだけ汲みあげて作る塩、平戸の酪農家から直接受け取るしぼりたての新鮮な生乳、保存料・着色料不使用の無添加で未精製の鹿児島県産の最高品質の粗糖を使用。つきっきりで炊き上げ、10秒単位で仕上がりを見極める手仕事にこだわった。ふわりと溶けるなめらかさと繊細さが印象的。ミルクの濃厚な味わいと、満月の塩がアクセントとなり、すっきりと心地良い後味を実現させた。

PURIORI

「PURIORI」パッケージ。

「江戸末期に戻り、松浦(現平戸)藩主に南蛮菓子を献上するなら……」というパラダイムシフトで作った「PURIORI」のコンセプトは、「歴史への回帰」。
日本の菓子文化の歴史の層を、プリンの層で表現。長崎県産の市場に出回らない希少卵で作るプリン、平戸産の生乳で作る復刻したキャラメロ、平戸で240年続く老舗和菓子店「熊屋」のカステラ、粗糖のキャラメリゼ。ひとつひとつ、こだわりの素材を使用。
さまざまな食感と味わいが、豊かに発展した尊い歴史を呼び起こす。

『firand』は、保存料、着色料、香料など“ナチュラルでないものは使わない”を理念としている。
鹿児島県喜界島のアルカリ土壌で育つミネラル豊富な未精製の「粗糖」。
長崎は平戸で唯一、守り継がれる酪農家のしぼりたての新鮮な「生乳」
満月の夜にだけ、海水を汲みあげて作る「満月の塩」。
生産数が少なく市場に出回らない「希少卵」。
firand代表の小値賀布美華氏。
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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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