くらし

【和田裕美のお悩み相談】自分勝手な同僚に心が折れてしまいます。

外資系教育会社でのフルコミッション営業で世界142カ国中第2位の成績を収めたキャリアを持つ和田裕美さんが読者の悩みに答える連載。今回は周囲も手を焼いている職場の同僚との付き合い方についての相談です。

<お悩み>
職場で、目についた好きなことや自分のやりたいことだけをする人がいて 周囲一同心が折れています。 〇〇をしてもらえますか? とお願いしてもすーっといなくなるか、ごねます。
自分の意見は押し通す(具体的な案はノープランで、周りに丸投げ) 仕事が遅く時間感覚がない、職場のことも好きではないこの人に、 上司は、仲良くやって、声をかけてというばかりです。
周りと揉めに揉めていましたがとうとう私にまで火の粉が飛んできて、無視してると言ってきてるよ、仲良くやってねと上司から話が来ました。
声をかけても、潰されてるのはこちらなんですけど……と 気持ちの持って行きようがわからなくなっています。
(にゃん/女性、子どもたちの成長を見守る職場で、現場で働いています。フルタイムパートです。40代で、高校生と小学生の子どもがいます)

和田裕美さんの回答

にゃんさん、ご相談ありがとうございます。
うわ〜たいへんですね。
想像するだけでも、うげ〜ってなります。
だから、逃げてぇ〜。
そう、いますぐ転職を!!!!!

……というわけにはいきませんよね。
だから悩まれているんですもんね。
(はてその方、女性、男性?おいくつぐらいの方なんだろう?)

まずは、にゃんさん
その方が変わることを一切期待してはいけません。
そして、無視されたり
嫌なこと言われたりしても
「それがこの人」と思って
一切、がっかりしないことです。

もう、漫画とかに出てくる
変わったキャラの登場人物がいるでしょう?
あれです。
そして、そういう人がいないと
ドラマが成立しない
面白くないというのもあるのです。

にゃんさんはもっともっと大きくなるチャンスをもらっています。
その人より確実に100倍くらい
人間性が豊かで幸せになれるので
ここは余裕を持ってください。

そして
“心のなかで上から目線”をしてみてください。

これはわたしがよく使う手なんですけど(笑)

(心の声)
「ああ、この人また嫌われるな
 ほんとうに魂の幼い人でかわいそうに……」
「ああ、この人
 きっとこれ以上成長できないなあ
 かわいそう、ほんとうに不憫だ」とか。

めちゃ上から目線で思うのです。
さらに、にやけて思っていると
けっこうスカッとします。

言葉にしてはいけないけれど
心のなかは自由です。

できればこうやって乗り越えてみてください。
忍耐を身につけるチャンス〜〜〜〜〜

(ほんとう、辛いでしょうが
 環境はなかなか変わらないので
 どうか心を強くもってください)

和田裕美(わだひろみ)●作家・営業コンサルタント。京都生まれ。京都光華女子大学キャリア形成学科客員教授。書籍だけでなくラジオや会員サービス「パワースクール」など各種メディアで情報発信中。代表作に、『人に好かれる話し方』、『世界№2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本』『人生を好転させる「新・陽転思考」』等。新刊に『稼げる技術』(ダイヤモンド社)、『タカラモノ』(双葉文庫)など。
⇒ 公式サイト

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