総合運
ポジティブに受け止めるなら「能力を磨きつつ虎視眈々とチャンスを伺う時期」、そうでない受け止め方をするなら「停滞感を得やすい時期」です。どちらと受け取るかで今年の運は大きく印象が変わるだろうと思うのですが、あなたならすでに「前者と思っておいたほうがいいのだろうな」と感づいておいでだろうと思います。もちろんその通りで、「うまくいかないな」「こんなことやってていいのかな」などと思ったときほど、たまりつつあるものがあるのだと考えていただけたらと思うのです。意識を向ければ、「ためる」方に自然と向かっていくのが人間というもの。最初は何もたまっていないように見えても、あとから考えれば「これのことだったのか!」と思うようなものが、きっとあるでしょう。勉強、練習、研究といったものは特にはかどります。 時期的には、2月から3月はかなり順調。その後、4月から7月にぐぐっと運気が落ち込むポイントが来ています。ただ、4月から6月にかけては自分の力で、7月は周りに助けられるかたちで運を上げていけるので、「終わりよければ全てよし」状態にしていけるはずです。あまり心配しすぎず、「解決のヒントは身近にある」と思っておきましょう。
対人運
特に仕事上の人間関係で「試される」ようなことが多そうです。強気に出るのは空回りするか、もしくは反発されるかのどちらかで、あまりいい選択とは言えないでしょう。相手の出方を見て、できるだけ安全・安心な応対をする。つまらないようですが、それが最も相手や周囲の信頼を勝ち取ることになるでしょう。 プライベートでは、家族や友人関係との間に問題だと感じていることがあるなら、もう我慢を重ねることも、先延ばしもしないほうがいいでしょう。これもいい機会と思って、一度よく話し合っておくとよさそうです。一方的に責めるのは良くないにしても「こういうふうに思っている」ということを知ってもらうだけで、変わってくれる相手もいるはずです。 ただ、こうしたトラブル対応ばかりが人間関係ではありませんね。穏やかに信頼し合える関係を築いていくためにも、挨拶やお礼、ねぎらいの言葉といったものはいつも以上に効果がありそう。細かなことでも「ありがとう」「おつかれさま」といった言葉を忘れずにいましょう。誰に対しても丁寧語で接するなど、普段からの心がけもいつも以上に重要な時期と言えそうです。
恋愛運
対人運と同様に、あまり好調とは言い難い見通しです。シングルでもパートナーがいても、それぞれに悩みを抱えやすく、想像が想像を呼ぶかたちでネガティブなスパイラルにはまってしまいがちなのです。といっても、人は大概にしてまだ起こっていないことも想像したくなりますし、不安なときの想像というのはだいたいネガティブな方向に行くもの。あなただけが特別に悪いわけではないし、そういう時期だということを踏まえてこの時期なりの過ごし方を模索していきましょう。不思議なもので、そうやって「この時期だからできることをしよう」と思ってみると、総合運のところで触れたように「運をためる時期」にすることができます。 恋を探している人は、いきなり恋をしようとするよりも、友達を増やすような感覚でいろいろな人と交流を持つといいでしょう。その際、相手におもねるような態度を取らなくても大丈夫です。等身大の自分でいられる時間を少しでも多くしていくことで、あなたらしさを大切にしてくれる人との出会いを招くことができるためです。 パートナーがいる人は、普段の生活を大切に。特別なイベントに期待するよりも、今、目の前にいる人と丁寧に向き合ってこそ、その先に幸運が待ち受けています。
金運
金運は全体的に、出費が多く手元に残りにくい予感。ただ交際費、外食費に関しては、対人運を良くするという意味で出す価値はあります。もちろん無理をする必要はありませんが、ある程度は必要経費と考えて前向きに出してくといいでしょう。ちょっと気をつけたほうが良さそうなのが医療費です。なかなか無理がきかないときで、一度体調を崩すと長引きやすく、通院が続いてしまうこともありそうです。特に暑くなってくる頃、そうした傾向が強く出がちなので、体調管理をしっかりしていきたいですね。サプリメントや普段の運動など、予防に対する出費については、金運の面から見てもいい使い方になるはずです。