胃がん

原因と特徴

胃がんは、胃の粘膜の細胞ががん化し、増殖してしまう病気です。その原因はヘリコバクター・ピロリ菌への持続的な感染をはじめ、喫煙や塩分の過剰摂取、野菜や果物の摂取不足などがあります。胃がんは進行するにしたがって、壁の中へと広がり、胃の近くにある膵臓や大腸などへと広がっていきます。症状としては、みぞおちの痛み、胃の不快感や胸やけ、吐き気、体重の減少、黒っぽい色の排便などがありますが、胃がんはかなり進行していても自覚症状がないこともあるため、定期的な検診を受け、早期発見につなげることが大切です。また、スキルス胃がんでは、吐血やタール便、下血などの症状があらわれることもあります。

治療

胃がんの治療では、外科治療による手術、内視鏡治療、化学療法や抗がん剤治療などの化学療法の3つが中心になります。治療方法は、がんのステージによって検討されます。

監修

前田裕輔 (まえだ・ゆうすけ)

グランプロクリニック銀座院長

関西医科大学卒。内科専門医、日本抗加齢医学会専門医。

https://granpro-clinic.com/

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