筋緊張性頭痛

原因と特徴

筋緊張性頭痛は繰り返し症状が出やすい頭痛であり、頭を締めつけられるような痛みがあらわれます。その原因は明らかになっていませんが、ストレスや長時間のデスクワーク、悪い姿勢、パソコンやスマートフォンの長時間使用などが要因として考えられています。30分程度で治まる頭痛もあれば、1週間もの間長く続くこともあり、慢性的に起こるのも特徴です。その症状は我慢できないような激しい痛みではなく、頭をハチマキなどで締めつけているようなジワジワとした頭痛であり、目の疲れやめまいなどの症状がともなうこともあります。ストレスケアや痛み止めの服用によって対処することができますが、中には強い頭痛を繰り返すケースもみられます。

治療

鎮痛剤による薬物療法が行われます。精神的ストレスが原因として考えられ、ストレスケアだけでは対処できない場合、抗うつ薬が検討されるケースもありますが、生活習慣の改善を見直すことが優先されます。

監修

前田裕輔 (まえだ・ゆうすけ)

グランプロクリニック銀座院長

関西医科大学卒。内科専門医、日本抗加齢医学会専門医。

https://granpro-clinic.com/

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