タンパク質がたっぷりな豆類を使ったみそ汁。【腸を整えるみそ汁レシピ】
撮影・青木和義
甘栗ときな粉入りみそ汁
意外な組み合わせが生むまろやかさ。
甘栗の甘みはみその風味によく合う。きな粉が溶け込んだマイルドな味わいは試す価値あり!
【材料(2人分)】
むき甘栗1パック(60g)、ほうれん草50g、油揚げ1/2枚、きな粉大さじ2、みそ玉2個、だし汁2カップ
【作り方】
1.うれん草は3cm長さに切る。油揚げは細切りにする。
2.鍋にだし汁を入れて中火にかけ、ふつふつしてきたら1と甘栗、きな粉を加えて1分ほど煮る。
3.みそ玉を溶き入れて火を止める。
枝豆とキャベツ、 ミニトマトのみそ汁
ぷつりと弾ける食感がクセになりそう。
加熱により凝縮されたミニトマトのうまみが口の中でほとばしる。「ぜひ、切らずに丸ごと煮立ててください」
【材料(2人分)】
枝豆(茹でてさやから出したもの)40g、キャベツ1枚、玉ねぎ1/4個、ミニトマト6個、サラダ油小さじ1、みそ玉2個、だし汁2カップ
【作り方】
1.キャベツは一口大に切る。玉ねぎはくし形切りにする。鍋にサラダ油を中火で熱し、玉ねぎ、キャベツを炒める。
2.しんなりしたら、だし汁を加える。ふつふつしてきたらアクを取り、ふたをずらしてのせ、弱めの中火で1〜2分煮る。
3.枝豆、へたを取ったミニトマトを加え、ひと煮立ちしたらみそ玉を溶き入れて火を止める。
おから入り鶏団子と ひよこ豆のみそ汁
ホクホクしたひよこ豆とふんわり鶏団子。
「エスニックのイメージがあるひよこ豆、実は和食にも合います」。鶏肉のうまみも吸い込んでさらに味わい深く。
【材料(2人分)】
A[鶏ひき肉100g、おからパウダー大さじ2、しょうが汁小さじ1/2、酒大さじ1、塩少々、片栗粉小さじ1/2、水大さじ2]、ひよこ豆(ドライパック)1パック(50g)、いんげん4本、ラディッシュ2個、みそ玉2個、だし汁2
【作り方】
1.いんげんは2cm長さに切る。ラディッシュは薄切りにする。
2.ボウルにAを入れてよく混ぜ、8等分に丸める。鍋にだし汁を入れて中火にかけ、ふつふつしてきたら丸めたAを入れる。
3.アクが出てきたら取り、いんげん、ひよこ豆を加え、弱めの中火で3分ほど煮る。
4.みそ玉を溶き入れて火を止め、器に盛り、ラディッシュをのせる。
みないきぬこさん●料理家。女子栄養大学卒業後、料理研究家・枝元なほみさんのアシスタントを経て独立。フードコーディネーターとしても、雑誌やテレビ、広告で活躍中。
『クロワッサン』998号より