からだ
くらし

いつものみそ汁をパワーアップ。腸を整える「みそ玉」の作り方。

4つの素材を混ぜ合わせただけの「みそ玉」には、腸を健康にするはたらきが。みそ玉を使った具だくさんみそ汁を日々の習慣に。
  • 撮影・青木和義
小林弘幸(こばやし・ひろゆき)さん●順天堂大学医学部教授。日本初の便秘外来を設立した腸の専門家。近著に『医者が考案した「長生きみそ汁」』(アスコム)、『腸の名医に教わる「やせるみそ汁」』(小社刊)。

「栄養価が高いみそを効率的に摂るにはみそ汁が一番です」と小林弘幸さん。

「具だくさんにすれば一度にたくさんの食材を摂れますし、加熱することで食材のカサが減るため、野菜をたっぷり摂取できます。たとえ食材から栄養が流れ出ても、汁ごと食べるので問題なし。そんなみそ汁をよりパワーアップさせるべく、私が研究を重ねてようやくたどり着いたのが“みそ玉”です」

小林さんが著書『医者が考案した「長生きみそ汁」』でも紹介している

“みそ玉”とは、健康効果の高い4つの素材を合わせたもの。

「血流を促し代謝を高める効果がある“赤みそ”、乳酸菌が豊富な“白みそ”。そして、オリゴ糖に富んだ〝“玉ねぎ”、余分な塩分を排出して血圧の上昇を抑える“リンゴ酢”。みそ玉とはこれら4つを混ぜて冷凍したもので、食物繊維、オリゴ糖、乳酸菌が豊富です。このみそ玉を使ったみそ汁を毎日1杯、食事の最初に飲むだけで、腸内細菌のバランスが整ったり、便秘が解消されたりと腸にいいことばかり。お湯で溶かすだけでも玉ねぎのうまみで充分おいしいみそ汁ができますが、だしを使えばさらに味わい深くなります」

そしてこのみそ汁、食べる順番に気をつけることで健康効果をさらに高めることができるという。

「食物繊維が豊富なみそ汁を他のものより先に食べることで、血糖値の急上昇を防ぎます。また、汁物を最初に飲めば満腹感が得られ、そのあとに食べる量を自然と減らせます。毎日1杯のみそ汁で腸をきれいにしましょう!」

みそ玉を作り置きしておけば、 腸にいいみそ汁が毎日手軽に飲める。

〈みそ玉を使ったみそ汁が身体にいい5つの理由〉

[理由1]食物繊維たっぷりでお通じがスムーズに。

[理由2]乳酸菌とオリゴ糖で腸内細菌のバランスがよくなる。

[理由3]抗酸化作用を高めて、アンチエイジングに。

[理由4]ストレスを軽減する成分が豊富で、自律神経が整う。

[理由5]みそに含まれる大豆イソフラボンで更年期障害を緩和。

「自律神経が整うと腸の調子もよくなります。また、みその塩分では血圧は上がりません」

〈みそ玉の作り方〉

赤みそ+白みそ+玉ねぎ+リンゴ酢
全ての材料をよく混ぜ合わせて製氷皿に入れ、2〜3時間冷凍させれば完成。

【赤みそ】80g 血糖値の上昇を抑えるほか、疲労回復の効果もある。
【白みそ】80g スプーン1杯にヨーグルト100g相当の乳酸菌が。
【玉ねぎ】150g(1個分をすりおろしたもの) 乳酸菌のエサとなるオリゴ糖が豊富。血液もサラサラに。
【リンゴ酢】大さじ1 抗酸化力が高く、血圧の急上昇を防いでくれる。
みそ玉30gでみそ汁1杯が目安。10個作れる製氷皿を使えば1個=みそ汁1杯だが、12個作れる製氷皿で2個=1杯でもOK。「フォークで刺せるくらいのシャーベット状の硬さがちょうどよいです。冷凍庫に入れておき、保存期間の目安は2週間くらいです」
【赤みそ】80g 血糖値の上昇を抑えるほか、疲労回復の効果もある。
【白みそ】80g スプーン1杯にヨーグルト100g相当の乳酸菌が。
【玉ねぎ】150g(1個分をすりおろしたもの) 乳酸菌のエサとなるオリゴ糖が豊富。血液もサラサラに。
【リンゴ酢】大さじ1 抗酸化力が高く、血圧の急上昇を防いでくれる。
みそ玉30gでみそ汁1杯が目安。10個作れる製氷皿を使えば1個=みそ汁1杯だが、12個作れる製氷皿で2個=1杯でもOK。「フォークで刺せるくらいのシャーベット状の硬さがちょうどよいです。冷凍庫に入れておき、保存期間の目安は2週間くらいです」

『クロワッサン』998号より

この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

SHARE

※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は本体のみ(税抜き)の価格です。税込表記の商品は、配信日が2019年9月30日以前の記事は消費税8%、2019年10月1日以降に配信の記事は10%(軽減税率適用のものは8%)が含まれています。