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【仔羊のぬた】美容、健康、筋肉のために。赤身肉のススメ。

良質なたんぱく質を多く含む赤身肉は、栄養素の宝庫。美しい肌やボディラインを維持し、健やかな日々を過ごすためにも毎日食べることをすすめます!
  • 撮影・青木和義 文・嶺月香里

仔羊のぬた

香味野菜と酢味噌が、羊の香りと旨みを爽やかに引き立たせる。

ホワイトセロリの代わりに、根三つ葉やせり、うどなど香りのよい野菜を合わせても。肉と相性のいい酢味噌だれなので、豚や牛しゃぶ、鍋の付けだれにも使いたい。

【材料(1人分)】 
ラム肉(しゃぶしゃぶ用)60g ホワイトセロリ適量 酢味噌大さじ1強 青山椒(乾燥・粉末または実山椒)少々 白いりごま少々
酢味噌(作りやすい分量) 麹味噌100g、砂糖大さじ3、黒酢大さじ1と1/2強、穀物酢大さじ2をすべて混ぜ合わせる。

【作り方】
1. ホワイトセロリはざく切りにして器に盛る。
2.鍋に約80度の湯を沸かし、ラム肉をさっとくぐらせる。すぐに水分をきって1にのせる。
3.酢味噌をかけ、青山椒、白いりごまをふる。

冷めると肉が固くなるので、さっと火を通したらすぐ器に盛って、温かいうちに食べるとよい。

【羊肉】目からウロコの羊肉料理で、定番料理から卒業。

羊肉というとラムチョップのグリルかジンギスカンぐらいしか思いつかない……という人も多いだろう。最近はスーパーにも置かれるようになったが、羊肉はまだまだ食べ方や調理法が知られていない素材だ。前田朋さんが営む居酒屋では、意外なようだが日本酒に合うつまみとして羊肉料理が登場する。

「よくある組み合わせにラム×クミンがありますが、香味野菜や味噌を合わせてもおいしいもの。自由な発想で、いろいろ組み合わせて楽しんで」

特有の香りが楽しめる羊肉には、パクチーやスパイスなど香りの強いものを合わせるとバランスがよくなる。

「特有の香りが気になるという人もいますが、エサで香りも変わるので違う店で買っても。塊肉が探せない場合は、スーパーの精肉コーナー奥の厨房でさばいている場合もあるので分けてもらえるか相談するといいですよ」

前田 朋(まえだ・とも)●東京・代々木八幡の銘酒居酒屋『酒坊主』の店主。固定観念にとらわれず自由な発想で生み出す独創的な料理に定評が。特に羊料理は創業以来人気の高いメニュー。

『クロワッサン』989号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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