口内環境の改善と規則正しい生活。 地道なケアが口内炎予防の基本となる。 | 医療と健康 | クロワッサン オンライン
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口内環境の改善と規則正しい生活。 地道なケアが口内炎予防の基本となる。

東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニック院長で歯科口腔外科医の新谷 悟さんに口内炎について話を聞きました。正しい知識を得て、予防と早期完治を!
  • 撮影・黒川ひろみ 文・大澤千穂

予防で最も重要なのが、口内を常に清潔に保つことだ。

「うがいや舌苔ケア、また歯周病や虫歯を治療することで、口内の細菌数を減らすことも効果的です。口内の善玉菌として注目されるロイテリ菌をサプリメントで摂取して菌のバランスをとるのも一つの手ですね」

そして、口内環境と並んで心がけるべきは規則正しい生活。

「口も身体の一部。ストレスが要因のアフタ性は、疲れをためないことが大事。睡眠をとり、バランスのいい食生活を送り、特に粘膜を守る働きがあるビタミンB群を積極的に摂取してください」

ビタミンB2はレバーやうなぎ、B6はかつおやまぐろ……豊富に含まれる素材を頭に入れておけば、毎日の食事を考える上でのヒントになる。

「ウイルスや細菌感染が原因となるウイルス性は、免疫力が落ちるとかかりやすい。アフタ性同様、疲れやストレスをためない生活が大切です」

それでも繰り返す。そんな時は金歯や銀歯が合っているかも確認したい。

「金属アレルギーだけでなく、素材に含まれる夾雑物が影響している可能性も。その場合、セラミックなどへの交換を検討してもいいでしょう」

予防は口内環境と栄養バランスから。

(1)口内環境を整える。
うがい習慣の徹底、舌苔ケア、ロイテリ菌サプリメントの摂取、
虫歯治療や歯の詰め物の確認・交換。

(2)ビタミンB群を摂る。
B2:レバー、うなぎ、卵、納豆
B6:かつお、まぐろ、さんま、レバー、バナナ

新谷 悟(しんたに・さとる)●東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニック院長。歯科口腔外科医。愛媛大学医学部助教授、昭和大学顎口腔疾患制御外科学教室主任教授・口腔外科科長などを歴任後、2014年に銀座にクリニックを開業。

『クロワッサン』978号より

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