志村双葉さんに聞く発酵食とオイル。「良質な発酵調味料で毎日腸活。 ローチョコレートも手作りで。」
日々の食卓に欠かせない、発酵食とオイルをローフードマイスターで料理研究家の志村双葉さんに聞きました。
撮影・青木和義、角戸菜摘
味噌、醤油、梅干しなどはすべて手作りしているという志村さん。
「三河の発酵蔵元から直接購入している、味醂や豆味噌、たまりなども日常的に使っています。良質な発酵調味料を料理のおともにするだけで、体内の菌環境のレベルが格段に向上すると医師から聞き、毎日食べるように心がけています」
よく使うオイルは、コールドプレスのオリーブオイルと、白いごま油。加熱すると栄養価を失ってしまうので、サラダにかけるなど生で食べるようにしているそう。
「ほかにオイルといえば、おすすめしたいのがローカカオバター。生の発酵カカオ豆をコールドプレスした、とても良質なオイルです。このオイルを使って作るローチョコレートは、とても優秀な発酵オイル食品。溶かしたローカカオバターに、ローカカオパウダーとココナッツシュガーを入れてよく混ぜて溶かしてから、バットに流し入れて固めるだけなので、簡単です。ナッツをプラスするのもおすすめですよ」
志村双葉(しむら・ふたば)●ローフードをきっかけに食意識を新たにし、自らの身体の力で健康でい続けることを目標に活動。ローフードレッスン、イベント、メニュー開発なども行う。
『クロワッサン』973号より