【環境ストレス編】肌に過酷な日々の刺激、守りのコスメが必要です。
季節を問わず乾燥する、なんだかくすむなど、増えていく肌の気がかり。日々のケアのマイナーチェンジで解消しましょう。
撮影・中島慶子 文・柏谷麻夕子 イラストレーション・坂本康子
【環境ストレス】健やかな肌、活力溢れる肌のために環境ストレスを知る。
【朝ケア編】のページでも触れましたが、美肌を育むためには、日中受けるダメージを減らすことが肝要。悩み多き40代はつい、効果を狙って攻めの美容をしたくなりますが、抵抗力も回復力も落ちかけていますので、手堅い守備態勢を整えることも不可欠です。ターゲットの外敵は、紫外線や乾燥だけにとどまりません。空気中の花粉や大気汚染物質、重金属の微粒子は、肌に付着すると微弱炎症を引き起こし、人によっては肌あれやアレルギーの誘因となりますし、スマホやパソコンから発生するブルーライトもエイジングを進める可能性が明らかになっています。肌の奥まで到達するロングUV−Aや近赤外線も要注意。プロテクターは、これらからも守る多機能性、高機能性を備えたものを、デイリーケアの一環として季節を問わず使いましょう。
[大気汚染]空気中の汚染物質や微粒子は早期エイジングを引き起こす。
季節や体調の変化に動じない肌だったはずなのに、ここ数年は揺らぎやすくなった、という声をちらほら聞きます。これは年齢的なものに加え、外的なストレスも理由。特に花粉やほこり、PM2.5や黄砂、排ガス中の二酸化窒素などの大気汚染物質は、肌につくと酸化を招き、微弱な炎症を引き起こします。この炎症が乾燥やエイジングにつながるのです。大気汚染から肌を守ることはマストなステップ。夜にはしっかりと洗い流し、さらにスペシャルなクレンジングも定期的に取り入れましょう。