【顔こけ・肌痩せ編】肌悩みに必要なコスメはこれ。 | ビューティ | クロワッサン オンライン
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【顔こけ・肌痩せ編】肌悩みに必要なコスメはこれ。

老け感を左右するのは、シミなど点の問題よりも顔全体の印象。その鍵となる肌悩みについて、倉田真由美さんが解説します。
  • 文・倉田真由美 撮影・青木和義(倉田さん、加藤さん)、金子吉輝(物)

【顔こけ・肌痩せ】問題は肌だけじゃない!?  “顔立ち老化”の真相とは?

(右)美容ジャーナリスト 倉田真由美さん「こめかみや頬骨の下がくぼんで、 顔の厚みが減ってきた気がします」 (左)麻布ビューティクリニック院長 加藤聖子さん「身体と同じように顔の骨格も老化で衰え、痩せてくるんです」

40歳を迎えたあたりから、ほんのり漂ってくる年齢感。すなわち“老け感”は、いったい何に起因しているんだろう?というのは、仕事においても私個人にとっても実に大きな疑問。もっとも身近なサンプル(笑)である自分自身の顔を見ていて、ある日、はっと気づいたのは、こめかみのへこみによる輪郭の変化。もはや肌だけの問題ではなく、面立ちが、オバサン風(?)に変わってきている!?と気づいたのだ。

「患者さんたちもよく“何かが違う”とおっしゃりますが、側頭部(こめかみ)の痩せに気づくとは、さすが倉田さん。40代くらいから、皮膚の下にある骨格が痩せてボリュームを失ってきます。多くの方が、ほうれい線や目の下のシワといった特定の部位を気にされますが、その根本原因は、実は骨と筋肉、皮下組織の老化なのです」(加藤聖子さん)

個人差はあるものの、まず最初は、目の下がくぼんでシワができたり、影が生じてクマっぽく見えることに気づく。40代になるとこめかみや頬骨の下がこけ、頬のラインがゴツゴツとした印象になっていく。そして50代以降は、上あごと下あごが瘦せることで、歯全体がでっぱったように見えるケースもある、というのが、私の実感だ。

「身体が骨粗しょう症になったり、筋肉量が減るように、顔にも同じことが起きているんです。たとえば、頬のたるみは、頬骨と繋がっているこめかみの骨が痩せたことで皮膚が上からごそっと落ちてきた状態。ほうれい線は、単なるシワではなく、頬がたるんで落ちてきたことによる歪みです。また、輪郭のもたつきは、落ちてきた皮膚があごのあたりにたまったもの。顔全体に女性らしい丸みがなくなり、四角っぽくなっていく傾向にあります」

いつも通りなのに“疲れているの?”とか“何か心配事でもあるの?”と、聞かれた経験を持つ人は多い。それは、顔の上に影が生じていることで、表情が険しく見えたり、柔らかさが失われたことによるものなのかもしれない。
「面長の痩せ顔の人より、肉付きのいい丸顔の人の方が、脂肪で覆われている分、骨格の痩せに気づきにくい傾向があります。けれど、DNAや環境の影響による老化のスピードには多少の差はあるものの、骨格の衰えは、誰にでも起こることなのです」

聞けば聞くほど絶望的な気持ちになっていく……。が、今や人生100年といわれる時代。みすみすこの“顔立ち老化”を受け入れてしまうのも腹立たしい。防ぐ手だてはあるのだろうか?
「顔の骨だけを特別に鍛えて強化することは、残念ながらできません。ただ、身体が元気だとそれが若々しい表情や印象につながってくるので、ベーシックなことですが、適度な運動やバランスのいい食事、抗酸化力にすぐれたビタミンCなどのサプリメントもおすすめです。皮膚は内臓の鏡ともいわれますので、胃腸の調子を健やかに保つことも効果的です」

肌深くに作用する化粧品を上向きにやさしくなじませる。

身体のストレッチ運動をするように、顔をマッサージしたり表情を動かして筋肉を適度に刺激するのが、私の顔こけ・肌瘦せ対策。最近では、肌の奥にある支持帯や皮下組織にアプローチする化粧品も登場しているので、それらをまるで形状記憶させるように上向きに、上向きに、とたっぷり塗布。頬の丸みやすっきりとした輪郭を損なわせないようにしたいと思っている。

「誤ったマッサージや過剰な筋肉運動は、逆に弊害を起こしてしまうこともあります。大人の皮膚は、スキンケアをするときも真綿を扱うようにやさしくいたわるのが基本です」

加藤さんのクリニックでは、ヒアルロン酸を痩せ衰えた骨格の上に補充するように注入する施術もしている。その方法も最終手段としてマークしておきたいが、今のところは最新のボリュームアップコスメを取り入れ、丸みのある輪郭や女らしい立体感を取り戻したい! ふっくらとした厚みが出てくると“老け感”は目立たなくなる。

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