からだ

【むくみ&猫背編】ピンポイントでケアできるエクササイズ。

支える筋肉が足りないと様々な不調が起こる。とにかく肩がしんどい、とにかく眠れないといったときに、ピンポイントでケアできるエクササイズを紹介。支える筋肉をケアすることで解決できる、手軽で簡単なものばかりだが、無理に動かすのは逆効果。痛みを感じるようなら、エクササイズは控えておいたほうがいい。
  • 撮影/水野昭子 取材・文/風間裕美子 スタイリスト/窪田佳代子 ヘア&メイク/森野友香子 モデル/TOMOMI

【肋骨ねじねじ】肋骨の下をねじって骨盤を立てる。

1.両手で 後頭部をつかむ。
2.かかとを踏み込みながら、 体が傾かないように、 肋骨から上半身をねじって 3秒キープ。
手は組まないように。 あくまでもつかむだけ。

ココに効く!:傾いた骨盤が立てば 背中がまっすぐに。

むくみも猫背も、原因は骨盤が後ろに傾くことにある。骨盤が後傾すると、頭が前に出て背中が丸まる。体の後ろ側、背面の筋肉が使えなくなり、ふくらはぎで体を支えることに。血液を心臓へ戻すポンプとしての役割を果たせず、余分な水分がたまって下半身がむくんでしまう。
正しい座り方をすれば、骨盤がまっすぐに。さらに体を水平にひねることで背中が伸びて、猫背を改善できる。また、骨盤が立てば、ふくらはぎの筋肉が使えるように。お腹をねじることで老廃物の排出を担当する腎臓も活性化するから、むくみ解消につながる。

左右5回×2セット

『Dr.クロワッサン 座り方を変えるだけで、不調は治る!』
奥谷まゆみ 監修
定価:810円 (税込)

調子が悪いのは運動不足のせいと思ってませんか? 体って動かさないと、動き方を忘れてしまうもの。
体に動き方を思い出させるには、正しく座ることができれば十分。

骨盤を立てて座ると、猫背が治り、内臓が正しい位置に戻り、多くの不調が治ります。

監修奥谷まゆみさん(おくたに まゆみ)

整体トレーナー。日本とアメリカで、10年ほど会社勤めを経験。心理療法を勉強したのち、「気道協会」にて整体を学ぶ。1994年から整体師として活動を始め、1998年に「からだクリエイト きらくかん」を開設。その間、出産を機に体調が変化。5年ほど前、45歳のときには、すぐ疲れる、持病のぜんそくが悪化する、体重がどんどん増えるなど、さまざまな不調が噴出。なぜこうなったかと考えるうち、整体師が一方的に施術する一般的な整体術から、“体の使い方を変える”という独自のメソッドを編み出すに至った。現在は、「きらくかん」での体作りサポートのほか、執筆や講演などで活躍中。 普段の生活においては、じっとしているのがとにかく苦手。家事をしながら、ついでにできるエクササイズを考えて体を動かしてみたり、趣味のフラダンスを練習したり。座っているのがイヤなので電車には乗らず、1日10kmぐらい自転車を漕ぐ。背筋をピンと伸ばしてペダルを踏む姿は、どんな遠くからでも奥谷さんと認識できるとのウワサ。

からだクリエイト きらくかん
東京都新宿区新宿2-14-6 第一早川屋ビル203
TEL:03-6457-4340
八王子・茅ヶ崎・京都・大阪でもレッスンあり。 http://www.kiraku-kan.com/

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