知らないうちにコリをためてしまっている……!? 夜の4つの習慣──そんな人にこそストレッチ
イラストレーション・中村久美 文・若山あや
1. おふろはシャワーで済ませがち
シャワーだけでは代謝や血行が促進されず、そのあと冷えやすくもなるため、むくみやたるみを起こすきっかけに。できれば毎晩、難しければ週末だけでも湯船にゆっくり浸かること。血行を促して汗をかき、筋肉を温めることで代謝アップを意識しよう。
2. 合わない枕やベッドマットを使っている
起床時に首や体に痛みを感じたり、寝違えることが多い場合は、枕やベッドマットが合っていない可能性が。そのままにしていると、慢性的に全身にコリが蓄積し、可動域を狭めてしまう。ゆがみ、たるみ、むくみを起こすだけではなくケガもしやすくなる。
3. 寝る直前までスマホを見ている
布団に入ってからゲームをしたり、動画を見たり……。横向きのままなど、無理な姿勢を長時間続けながらスマホ画面を見ることで、眼精疲労を起こすうえ体が凝り固まる。また、スマホから放たれるブルーライトは眠りを妨げるため、代謝を下げる一因に。
4. ソファでよく寝落ちする
特にお酒を飲むことが日課になっている人にありがちなのが、ソファでの寝落ち。不自然な体勢や窮屈な環境で寝ることで、全身が凝り、筋肉や関節が固まってゆがみやたるみを促進させる。布団をかけずに体が冷え、血行不良からむくみも同時に引き起こす。
たるみ・ゆがみ・むくみをくい止めるストレッチ
年齢とともに筋力は衰え、代謝が落ちるのは自然なこと。しかし、運動不足や悪習慣が積み重なることで、体にさまざまな不調が起こり、進んでしまうという。
「運動をしていないと関節や筋肉が凝り固まり、体の可動域が狭まります。これを放置することで骨格がゆがみ、肌がたるんだり、血流が滞ってむくみや冷えまで引き起こすのです」(ダイエットエキスパート・和田清香さん)
過去には、無理なダイエットとリバウンドを繰り返してしまった人もいるはず。「急激な脂肪の増減もまた、たるみを加速させる要因に」と和田さん。
でも、いきなり筋トレや運動をするのはケガを招く危険も。
「そこで、柔軟性の向上や血行促進に最適なのがストレッチ。可動域を広げ、ゆがみを調整したり血流をよくすることで、たるみやむくみの改善にも効果的です」
『クロワッサン』1143号より
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