姿勢を整えて若返り!
毎日できる簡単ストレッチ。vol.1
筋肉が衰えてくると姿勢が悪くなり、とても老けた印象に。ストレッチで毎日筋肉を刺激して、若返りましょう!
つのまにか階段をリズミカルに下りられないことに気づいてギクッ。ショーウインドーに映った猫背姿勢の自分の姿にドキッ。こんなふうに日常生活での動きや見た目に変化を感じ始めたら、ストレッチを取り入れることが若返りへの一番の近道、とパーソナルトレーナーの池田佐和子さん。
「年齢を重ねるとだんだん関節が硬くなって可動域が狭くなります。カラダを積極的に動かさないこと、長年の動作のクセで柔軟性が高いところと低いところのバランスが悪くなっていることなどが原因です。関節の可動域が確保できていないと、日常生活の動作が若い頃に比べてぎこちなくなったり、同じ運動をしてもその周辺の筋肉に負荷がかかりにくくなってしまいます」
その結果、猫背で膝が曲がった姿勢になると、どんどん老けて見えるカラダになってしまうというわけ。この状態を改善するのが、今回、池田さんが提案する3ステップのストレッチ。すべて行っても5分あれば完了するという手軽さだ。毎日行えば、動きもスムーズになり、見た目も若返るはず。
ではまず、関節の可動域および姿勢のチェックからスタートを。
Check1
しゃがんで立って、肩、股関節、膝、足首の柔軟性をチェック。
Check2
片足立ちのポーズを維持。
正しい姿勢をとれている?
ダイナミックストレッチで筋肉を刺激。
硬くなった関節の動きを取り戻す。
ここで取り入れるストレッチは、静止したポーズをキープする静的ストレッチではなく、動きながら関節や筋肉をほぐしていく動的ストレッチ。ダイナミックストレッチともいう。
「このストレッチのいいところは、目的の筋肉とそれと対になって働く筋肉、たとえば胸と背中の筋肉を同時に動かすことができること。こうした刺激を入れていくことでだんだん関節の可動域が広がってきます」(池田さん)
すべて10回、リズムよく繰り返し。
1.アームクロス
凝り固まった肩の関節をリリースする。
2.ツイストスイング
背骨の軸を意識して上半身をツイスト。
3.グローインストレッチ
股関節の柔軟性を養うストレッチ。
4.ヒールアップアンドトゥ
足首をダイナミックに動かすよう意識。
◎池田佐和子さん 女性パーソナルトレーナーの第一人者。効果的でわかりやすいプログラムが大人気。
『クロワッサン』920号(2016年2月)より
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