【夏をのりきる信頼コスメ】夏肌を心地よく整える「洗顔&角質ケア」部門12選
撮影・久々江 満 構成&文・今井 恵
洗顔料│時短だし手軽。頼れる泡洗顔料
1.【キュレル】潤浸保湿 泡洗顔料
肌に負担をかけず、必須成分セラミドを守りながら洗う。「朝、ぬるま湯だけで洗顔を終えるより、断然しっとりなめらかになり、肌の調子がいい! 泡自慢の威圧感がないところがまた好き」(小田さん)、「きめ細かい泡を弾ませるようになじませるだけですっきり、でもしっとり!」(松本さん)。
2.【ドクターケイ】ABC-Gピールウォッシュ
角栓・角質を柔らかくするグリコール酸配合の角質ケア泡洗顔料。「もっちりしたへたらない泡で、負担なく洗顔ができるうえ、不要な角質が落とせて洗い上がりがつるん、すべすべ」(今井さん)、「毛穴も目立たなくなり、つっぱり感がないなめらかな洗いあがりが魅力です」(植村さん)。
3.【MEM】リッチフォームクレンザー
濃密泡がすっきりクリアな肌に洗い上げる。「大人の肌に、こすりすぎ、取りすぎはNG。美容成分たっぷりのやさしい泡が皮脂や潤いを守りながら清潔に」(倉田さん)、「きめ細かい濃密泡、すすぎやすさ、ぬめり感のなさ、つっぱり感のなさなどで、じわじわとよさが伝わってきます」(植村さん)。
4.【エスト】AC ピュリファイマッサージウォッシュ
マッサージしながら洗える泡洗顔料ですっきりした印象の肌に。「洗顔とマッサージによる血流促進がひとつでできる優れもの。むくむくした濃密な泡に包み込まれ、溺れそうになる心地よさ」(倉田さん)、「洗いあがりの肌抜け感に気持ちが上がります」(小林さん)。
5.【SELALY】ルミヌ ウォッシングフォーム
天然の清浄成分にミネラル豊富な海塩を配合。「ローションで保湿したような、つるんとなめらかな洗い上がり。センスを感じる落ち着いた甘さを宿す精油のブレンド」(片岡さん)、「大好きで3本リピート中。シルキーな泡と穏やかな香りに、疲れているときほど手が伸びる」(宇野さん)。
洗顔料│潤いにこだわるなら、チューブタイプ
6.【ザ・ギンザ】ハイブリッドクレンザー n
天然クレイ配合でマッサージとマスクができる洗顔料。「肌表面をすっきりマットにしつつ、不思議に潤いが残る仕上がり。朝使うと、メイクのりが格段によくなります」(入江さん)、「柔らかな感触でするする肌を滑る心地よさ。たった1分でまるでエステ帰りの肌!」(松本さん)。
7.【KANEBO】コンフォート ストレッチィ ウォッシュⅡ
肌に潤いを与えつつきめ細かい泡が洗い上げる。「洗顔ってこんなに気持ちがいいケアステップだった? と思うほどの弾力泡。汚れを吸着して潤いヴェールで乾燥も防ぎます」(海野さん)、「泡切れよく、すすいだ後の吸いつくような後肌感にうっとり」(藤井さん)。
8.【アルビオン】アンフィネス フロートリリース ジェルウォッシュ
みずみずしいジェルが汚れを浮かび上がらせて洗浄する。「毛穴の奥などの汚れがすっきり浮き上がる。潤いを奪いすぎないのがいい」(倉田さん)、「洗いあがりの肌がワントーン明るくなる手応えに夢中」(片岡さん)、「酷暑と空調の乾燥でダメージを受けた肌をすっきり整えてくれる名品」(宇野さん)。
角質ケア│週に1度の角質ケアで、化粧品の浸透力UP
9.【コスメデコルテ】AQ 毛穴美容液オイル
世界初、量子コンピューターを用いて理想的な処方を算出した、角栓を溶かして崩すクレンジング美容液。「根こそぎ引っこ抜くのではなくジワジワ落とすから負担感がなく、安心して肌をゆだねられます」(入江さん)、「量子コンピューターが化粧品開発に関わる新時代」(海野さん)。
10.【ザ・ギンザ】クラリファイングローション n
マイルドピーリング効果で不要なものを取り去る化粧水。「磨き上げる、という表現がハマる拭き取り化粧水。透明感が増した清らかな肌に自惚れる」(片岡さん)、「薄くて摩擦に弱い肌ですが、この拭き取りなら負担感なし。むしろ古い角質が取り除かれると強い肌に整うんだと教えられます」(小田さん)。
11.【SOFINA iP】水光ピーリング 泡セラム
炭酸泡によるピーリングで見違えるような透明感のある肌に。「炭酸で角質ケアという着眼点に目からウロコ! 10秒でケアができるので効率がよく、内側から輝くようなツヤ肌に」(小林さん)、「肌にダメージを与えることなく角質ケアができる。洗顔がわりに使えるのも魅力です」(植村さん)。
12.【dr365】V.C.モイストリニューイングローション
自然に古い角質を落とす、剥かないピーリングに着目したビタミン化粧水。「とろっとしたテクスチャーながら肌にのせるとスルスルと広がり、すぐにサラリ。使い続けることで肌がきゅっと引き締まった印象に」(藤井さん)、「使い始めて肌のくすみや毛穴が気にならなくなり、角質層とキメが整った気がします」(今井さん)。
ビューティサイエンティスト・岡部美代治さんに聞く、夏の洗顔の正解とは
なぜクレンジングと洗顔が必要なのか。朝は眠っている間に肌に浮き出た皮脂や空気中のほこりを落とし、メイクのノリがいい肌に整えるのが目的です。夜は加えてメイクを落とすというクレンジングも必要で、洗顔して保湿をした肌が睡眠中に紫外線や外的要因から受けたダメージを回復させ、ターンオーバーを促せるようにするのが目的です。どちらも洗顔とクレンジングと同じぐらい、その後の保湿が大切だと思ってください。
皮脂はもともと肌に必要なものですが、空気に触れ、汚れと一緒になって時間が経つことで酸化し、それが肌老化のひとつの要因となります。だから毎日きちんと落とし、皮脂を酸化させないことが大切なんです。洗いすぎを気にして「ぬるま湯洗顔だけ」「拭き取りだけ」の方もいますが、これをあえて否定はしません。でも皮脂は脂分なので、ぬるま湯や拭き取りだけでは不充分な感じもします。とくに夏は皮脂と汗で汚れやすいので、できればご自身が使って気持ちがいいテクスチャー、そして香りのもので洗うと肌がさっぱりして気持ちがいいものです。
洗顔の選び方についてですが、ここ数年は弾力のある泡が出る手軽なタイプが人気です。角質ケアの製品も増えてきましたが、毎日きちんと洗顔をする人なら、落ちるべき角質は落とせているはず。毛穴やべたつきが気になる方は、額や鼻周り、あご先に使ってみてはいかがでしょう。
いずれにせよ、洗顔やクレンジングについて考えるときは、その後の保湿とセットで考えましょう。そうすれば洗顔で肌が崩れることはありません。そして皮脂が肌に残って酸化しないよう、日々の汚れは毎日きちんと落とすことが美肌にとって大切なことです。
アンケートに協力してくれた皆さん
『クロワッサン』1142号より
広告