【夏をのりきる信頼コスメ】夏肌を心地よく整える「クレンジング」部門12選
撮影・久々江 満 構成&文・今井 恵
クレンジング│夏肌に心地よいジェルタイプ
1.【FAS】ザ クリア クレンジングジェル
京都産発酵はちみつエキス配合で、メイクも肌の汚れも一度にするりと落とす。「週に数回、角質ケアの一環として使うと、つるりとした肌に」(倉田さん)、「軽やかな質感、W洗顔不要の手軽さでやる気スイッチがオン。使い続けると肌がすべらかになり、どんより感から脱出」(入江信子さん)。
2.【N organic】Basic スージング クレンジングジェル
一日の終わりに肌に付着した花粉や大気汚れをオイルで包んでオフ。「毛穴よりも小さい花粉をくるんと包み込んですっきりオフ。後肌のしなやかさもお気に入りのポイント」(藤井優美さん)、「ストレスなくメイクが落とせ、花粉によるかゆみも、この時季特有の毛穴目立ちや赤みも起こらず快適です」(小田さん)。
3.【dr365】V.C.リリースクレンジングジェル
メイクや皮脂汚れはしっかり落とすのに、肌にやさしいオイルフリーのジェル。「潤いを取りすぎないベストバランスのジェルが荒ぶる肌を鎮めてくれる。清々しい香りも夜の癒やしに」(片岡えりさん)、「洗い流した後肌が、丁寧にローションパックをし終えた肌みたい」(松本さん)。
クレンジング│やさしく肌をほぐすミルククレンジング
4.【キュレル】潤浸保湿 乳液ケアメイク落とし
乳液でメイクを拭き取るので肌負担なし。「クレンジング前より肌がふっくら柔らかく整うのを感じます。疲れているときは、ソファに座りながらでも。乾き肌、敏感肌には欠かせない逸品!」(倉田さん)、「コットンにつけて拭き取るけれど摩擦は一切なし」(藤井さん)。
5.【カバーマーク】トリートメント クレンジング ミルク
余分なもの以外は落とさないトリートメント力にこだわったクレンジング。「しっかり落とした上に、抜群のトリートメント力。大人の女性にこそお薦めしたい」(小林さん)、「肌にかゆみが出た日、うっかり日焼けをした日、迷わず手を伸ばす信頼のクレンジングがこれ」(今井恵さん)。
6.【メディプラス】クレンジングミルク
メイクの濃さや肌状態で洗浄力が変化。「落とすというより心地よく肌を育てている感覚でクレンジングできます」(小田さん)、「まろやかなミルクが、濃いメイクの場合はオイルのように変化して洗浄力が高まるオートチェンジ処方。軽くべたつかない使用感もいい」(海野由利子さん)。
クレンジング│しっかり落とし潤いを残すオイル
7.【アルビオン】アンフィネス メルトフォース V クレンジングオイル
3種のビタミンを配合した、とろけるようなオイルジェルベース。「オイルの常識を覆す、ミルキーでユニークなテクスチャー。やさしく拭き取ると、芯から柔らかく吸いつくようなもっちり肌に」(松本さん)、「汚れやメイクを絡め取るのを実感。洗い上がりはすっきりしっとり」(今井さん)。
8.【草花木果】メイク落としオイルN
大人の毛穴目立ちに着目したべたつかないオイル。「毛穴汚れや角栓にもしっかり対応。レモン&ジンジャーの香りで気持ちも切り替わります」(海野さん)、「角栓を溶かす処方のおかげか、ざらつきが軽減した感覚が。この軽さとつるすべ感は、夏のメイク落としに重宝」(宇野ナミコさん)。
9.【オルビス】ザ クレンジング オイル
汚れを溶かし、浮かし、跳ね返し、毛穴の奥の汚れをしっかり落とし切るオイル。「超微粒子技術という画期的なテクノロジーをお手頃価格のオイルに搭載する開発姿勢に惜しみない拍手を送りたい」(宇野さん)、「癖のない軽やかでべたつかないテクスチャーが魅力」(植村さん)。
クレンジング│バーム、拭き取り、マッサージクレンズも
10.【SISI】アイムユアヒーロー ライト
オイル×美容液の2層タイプで美容液クレンジングが叶う一本。「コットンにたっぷり染み渡らせて拭き取るだけ。洗顔、毛穴、角栓ケアが同時に可能」(藤井さん)、「大至急メイクだけ脱ぎ捨てたいときに。ポイントメイクがするんと落とせ、拭き取った後のほどよい保湿感にも満足」(片岡さん)。
11.【ADAN SILK】シルクマッサージクレンジング
クレンジングにもマッサージにも使える洗い流さないクレンジング。「奄美の高純度な加水分解シルクとオイルでできた、真っ白でとろりとしたクレンジング。撫でるようにマッサージすることで肌がつるり」(海野さん)、「シルクのようなツヤを宿した肌が手に入ります」(宇野さん)。
12.【デュオ】ザ クレンジングバーム
エイジング悩みを抱える肌のためのクレンジングバーム。「キメや毛穴にムニッと入り込み、汚れを吸い上げる感覚。“バーム=取りすぎる”の認識が変わります」(入江さん)、「ほどよい厚みのバームが、摩擦を抑えながら肌を洗い上げてくれるのが安心です」(小林さん)。
ビューティサイエンティスト・岡部美代治さんに聞く、夏の洗顔の正解とは
なぜクレンジングと洗顔が必要なのか。朝は眠っている間に肌に浮き出た皮脂や空気中のほこりを落とし、メイクのノリがいい肌に整えるのが目的です。夜は加えてメイクを落とすというクレンジングも必要で、洗顔して保湿をした肌が睡眠中に紫外線や外的要因から受けたダメージを回復させ、ターンオーバーを促せるようにするのが目的です。どちらも洗顔とクレンジングと同じぐらい、その後の保湿が大切だと思ってください。
皮脂はもともと肌に必要なものですが、空気に触れ、汚れと一緒になって時間が経つことで酸化し、それが肌老化のひとつの要因となります。だから毎日きちんと落とし、皮脂を酸化させないことが大切なんです。洗いすぎを気にして「ぬるま湯洗顔だけ」「拭き取りだけ」の方もいますが、これをあえて否定はしません。でも皮脂は脂分なので、ぬるま湯や拭き取りだけでは不充分な感じもします。とくに夏は皮脂と汗で汚れやすいので、できればご自身が使って気持ちがいいテクスチャー、そして香りのもので洗うと肌がさっぱりして気持ちがいいものです。
クレンジングを選ぶ際、夏の肌にジェルはひんやり気持ちよく使えます。ミルクは肌にやさしく、しっとり感を残します。メイクアップは色素と脂が混ざり合ったものなので、オイルが最もスムーズに落とすのは間違いありません。
いずれにせよ、洗顔やクレンジングについて考えるときは、その後の保湿とセットで考えましょう。そうすれば洗顔で肌が崩れることはありません。そして皮脂が肌に残って酸化しないよう、日々の汚れは毎日きちんと落とすことが美肌にとって大切なことです。
『クロワッサン信頼コスメ2025春夏』のアンケートに協力してくれた皆さん
『クロワッサン』1142号より
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