暮らしに役立つ、知恵がある。

 

広告

永遠のダンシング・ヒーロー!荻野目洋子さんのアクティブな日常

2024年に芸能生活40周年を迎え、さらに生き生きと輝くミュージシャンの荻野目洋子さん。ステージで見せる軽快な身のこなしの秘訣は日常の過ごし方にありました。

撮影・小笠原真紀 スタイリング・久保コウヘイ(QUILT)  ヘア&メイク・池ヶ谷南光 文・長嶺葉月

新たな挑戦と好奇心が体作りのモチベーションに

永遠のダンシング・ヒーロー!荻野目洋子さんのアクティブな日常

撮影中も颯爽と階段を昇り降り。「毎日していることですから」との言葉どおり、日頃からエレベーターではなく階段を使うのが基本だそう。50代を迎えてなお歌いながら踊れるのも、股関節の健康状態が素晴らしい証拠。

「階段を降りるときは、膝を柔らかく使い、つま先でタタタタッと16ビートを刻むような感覚で素早く。階段の昇り降りをするだけで、驚くほど息が上がるので有酸素運動にもつながっています」

「結婚後は自分の運動のために時間を割くのが難しくなり、必然的に生活の中でできることを考えたときに、正しい姿勢を保ち、歩くことや自転車に乗ることがトレーニングになりました。歩くときは早歩きを心がけると、体幹が使われているのを実感できます。都会の人混みも特に気にせず縫うように歩くと、柔軟性と瞬発力もアップ。日頃から自転車によく乗っているせいか、マッサージ師さんに股関節や膝まわりの可動域の広さ、筋肉の柔らかさをほめられることもあります」

また荻野目洋子さんの夫は元アスリートで、体作りは夫婦での共通の話題。

「日常に運動を落とし込むのは夫からのアドバイス。仕事で全国各地に飛び回っていても、環境やスケジュールに左右されずに体作りができるようになりました。ライブ終演後には体重が必ず1kg減るんです。ですから『ダンシング・ヒーロー』や『コーヒー・ルンバ』などのパフォーマンスは見ているよりも意外とハードで(笑)、丁寧なストレッチが欠かせませんし、酷使した脚は自分でオイルマッサージするのも習慣です。ふくらはぎや足裏をほぐすとベッドが変わっても熟睡できます。ホテルの自室では、『Shaun(ショーン) T』のビデオエクササイズで汗を流すことも。ただ、無理は課さず、あくまでマイペースに。楽しみながら取り組むのも長続きのコツです」

楽しむ心こそ、荻野目さんの揺るぎない若々しさにもつながる。

「今をときめく若い世代のアーティストさんとコラボさせていただく機会も多く、プレッシャーと戦いながらも楽しんでいる自分がいます。せっかく共演させていただけるのだから、見劣りしないように頑張りたいですしね」

「年齢を重ねると尻込みしたり、何事も億劫になりがちですが、新たな挑戦に飛び込むこと、好奇心を持ち続けることも、自分に課しています。歌うことはもはやライフワークですが、不調なときもありますがその日のベストを尽くすことで、自分を追い込みすぎずに。『あー、今日も頑張ったね、自分』と言えるくらいがちょうどいいと思っています」

  • 荻野目洋子

    荻野目洋子 さん (おぎのめ・ようこ)

    ミュージシャン

    1984年、歌手デビュー。昨年、デビュー40周年を迎え、今春にかけて精力的に全国ツアーを開催。現在は、前作に続き全曲自主制作でアルバムを制作中。

トップス3万800円(ヌキテパ/ビームス ハウス 丸の内 TEL.03・5220・8686) 靴15万4000円(クリスチャン ルブタン/クリスチャン ルブタン ジャパン <https://jp.christianlouboutin.com/jp_ja/contacts) ピアス5,250円、ブレスレット1万6500円、リング1万9980円(以上アビステ TEL.03・3401・7124) そのほかはスタイリスト私物

『クロワッサン』1135号より

広告

  1. HOME
  2. からだ
  3. 永遠のダンシング・ヒーロー!荻野目洋子さんのアクティブな日常

人気ランキング

  • 最 新
  • 週 間
  • 月 間

注目の記事

編集部のイチオシ!

オススメの連載