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「骨粗鬆症のリスクがある」に役立つ不調解消レシピ。

女子栄養大学 栄養クリニック教授の蒲池桂子さんに、不調解消に役立つレシピを教わりました。

撮影・小川朋央 文・嶌 陽子 調理・下條絵美

Q.腰や背中に痛みがあり、骨粗鬆症になる可能性があると言われました。

A. 丈夫な骨を作るのに欠かせない栄養素はカルシウム、たんぱく質、ビタミンC、ビタミンDなど。日々の食事を通じてこれらを少しずつとることが大切です。
ビタミンDは鮭やきくらげ、日光に当てたきのこ、魚の内臓などに多く含まれています。また、納豆や緑黄色野菜などに多く含まれるビタミンKも、たんぱく質と一緒にとることで骨の形成を促進するといわれています。

骨粗鬆症のリスクがあるなら、たんぱく質やビタミンDを。

「骨粗鬆症のリスクがある」に役立つ不調解消レシピ。

●鮭と干し舞茸の味噌マヨガーリックソテー

鮭と天日干ししたきのこを組み合わせて、骨作りに大切なビタミンDを摂取。きのこはしめじやエリンギなどでもOK。味噌マヨネーズのまろやかなコクとにんにくの香りが食欲をそそる。

【材料(2人分)】
生鮭切り身 2切れ
舞茸1パック(100g)
味噌 大さじ1
マヨネーズ 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1
にんにく 1かけ
パセリ 少々

【作り方】
1.舞茸は2〜3時間ほど干す。
2.鮭は1切れ3等分ずつにし、味噌とマヨネーズを混ぜ合わせたものを両面に塗って5分置く。
3.フライパンにオリーブオイルと薄切りにしたにんにくを弱めの中火にかけ、香りが出たら鮭を入れ、焦がさないように両面1〜2分ずつ焼く。
4.食べやすい大きさにほぐした舞茸を加え、全体に味が馴染むように炒める。刻んだパセリを散らす。

きのこは太陽の紫外線に当てるとビタミンDが増えることがわかっている。ざるなどに入れて天日干ししてから料理するといい。
きのこは太陽の紫外線に当てるとビタミンDが増えることがわかっている。ざるなどに入れて天日干ししてから料理するといい。
  • 蒲池桂子

    蒲池桂子 さん (かまち・けいこ)

    女子栄養大学 栄養クリニック教授

    栄養学博士、管理栄養士、病態栄養専門管理栄養士。栄養と健康に関する講習会やダイエットの指導、生活習慣病対策の相談などを行う。

『クロワッサン』1086号より

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