ピーマンのおかかきんぴら【吉田愛さんの減塩おつまみレシピ】
塩味をぐっと控えても、お酒が進む味を追求できる。「おつまみ=塩がきいている」という認識を、がらりと変えるレシピを紹介。
撮影・黒川ひろみ
ピーマンのおかかきんぴら
日本酒をぐっと美味しくする、滋味深いおつまみ。
炒めて素材の甘味を引き出し、かつおぶしで旨味をプラス。
【材料(2人分)】
ピーマン 3個
かつおぶし 小1袋(3g)
ごま油 小さじ1/2
塩 少々
【作り方】
1.ピーマンはヘタと種を取り、縦に1.5〜2cm幅に切る。
2.フライパンにごま油を中火で熱し、1を入れてしんなりとするまで炒める。かつおぶしを加え、塩をふる。
香り、旨味、食感を活かせば、 減塩でも絶品!
「おつまみといえば、塩味がきいていて、一口食べてグビグビッとお酒を飲んで……というイメージがあるかもしれません。もちろん、それも捨てがたいのですが(笑)」と笑うのは、唎酒師の資格を持ち、日本料理店で働いていた経験もある料理研究家の吉田愛さん。
「お酒を美味しくするおつまみに、必ずしも濃い味付けは必要ありません。ただ、塩を減らすなら、香辛料や香味野菜、味の出る食材の力を借りて、しっかりと素材の旨味を引き出すことが大切です。揚げ衣やナッツの食感を足してもいいですね」
素材が活きた、軽やかな減塩おつまみのアイディアを実践してみよう。
『クロワッサン』1076号より
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