桜沢エリカさんがバレエに夢中になるきっかけは、当時東京バレエ団にいた首藤康之さんとフランスのシルヴィ・ギエムさんにひとめ惚れしたこと。東京バレエ団の歴代プリンシパルに注目してきて、
「現役プリンシパルの柄本弾(つかもとだん)くんはデビューからずっと目が離せなくて。彼が日本人離れした上野水香(うえのみずか)さんと踊る姿にうっとりとしました。私は長身で女性を上手にサポートするダンサーが好きなんです」
海外では、ドイツのシュツットガルト・バレエ団のフリーデマン・フォーゲルさんがイチ推し。
「まるで王子様の容姿と跳躍力。コロナ禍で海外公演に行けなかった分、今春の来日公演は感慨深くて。バレエ鑑賞はしばし浮世を忘れさせてくれ、おしゃれして劇場に出かけるから、自然と気持ちが上がりますよ」