からだ

推し活で浮世の憂さも晴れ晴れと。桜沢エリカさんがバレエに夢中。

更年期でも、工夫次第で、いくらでも心と体の調子を上げることはできる!
実践している桜沢エリカさんが、心ときめかせている方法を参考に。
  • 撮影・中島慶子 文・田村幸子

 おめかしして劇場へ。  バレエの物語(ストーリー)に入り込むうち浮世の憂さも晴れ晴れと。

桜沢エリカさんがバレエに夢中になるきっかけは、当時東京バレエ団にいた首藤康之さんとフランスのシルヴィ・ギエムさんにひとめ惚れしたこと。東京バレエ団の歴代プリンシパルに注目してきて、

「現役プリンシパルの柄本弾(つかもとだん)くんはデビューからずっと目が離せなくて。彼が日本人離れした上野水香(うえのみずか)さんと踊る姿にうっとりとしました。私は長身で女性を上手にサポートするダンサーが好きなんです」

海外では、ドイツのシュツットガルト・バレエ団のフリーデマン・フォーゲルさんがイチ推し。

「まるで王子様の容姿と跳躍力。コロナ禍で海外公演に行けなかった分、今春の来日公演は感慨深くて。バレエ鑑賞はしばし浮世を忘れさせてくれ、おしゃれして劇場に出かけるから、自然と気持ちが上がりますよ」

女性医療クリニックLUNAグループ理事長で医学博士の関口由紀さんのひとこと

バレエや歌舞伎、コンサートなどライブ感があって、〝推し〟と同じ空間で過ごすのが大事。劇場という社交場に身なりを整えて出かけるのも、女性ホルモンを活性化させるでしょう。

桜沢さんがデビュー時から注目する東京バレエ団プリンシパルの柄本弾さん。
ドイツのシュツットガルト・バレエ団のフリーデマン・フォーゲルさんもデビューからの推し。今春の来日公演にも駆けつけた。

撮影・Kiyonori Hasegawa

桜沢エリカ さん (さくらざわ・えりか)

漫画家

1963年、東京都生まれ。19歳で漫画家デビュー以来、第一線で活躍。バレエ愛あふれる漫画『バレエ・リュス』や『バレエで世界に挑んだ男』が好評。

『クロワッサン』1070号より

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