アルゼンチンタンゴは、男女が組み、抱擁(アブラッソ)することから始まるダンス。踊れるようになるには、ある程度の練習が必要だが、誰でも体験できるようにしたのがタンゴセラピー。代表のカロリーナさんは、
「日本人はハグの習慣もないし、人と触れ合う機会が少ない。だからこそ必要だと思います。肌が触れ合うと心も触れ合えます。タンゴセラピーを体験するとみんな姿勢がよくなり、いい笑顔になりますよ」と言う。
講師の関さんは、アルゼンチンタンゴ歴10年以上。
「抱擁したり手を取り合ったりすると、ラブホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌され、音楽に合わせてステップを踏むと、幸せホルモンのセロトニンが増えます。セラピーと初心者レッスンはほぼ同じなので、ぜひ一度体験を」と魅力を語る。