50代に突入して早数年。
日々の楽しみと言えば、20年来続けているフラと、月イチ程度で繰り出すゴルフです。
これらの趣味を愛好する先輩方は、60代、70代になっても、驚くほどお元気!すいすいと歩き、優雅に踊ることのできるその体力。まさにお手本です。
その背中に続くべく、最新号で担当したのは「骨活」ページ。
諸先輩方のように、いつまでも健やかでいたい、ハツラツと日々を送りたい……そう考える時、丈夫な骨をキープすることは欠かせません。加齢とともに心配になる骨の老化のメカニズムと、今からできる予防策を専門医に取材しました。
訪ねたのは女性専門の整形外科「かおるこHappyクリニック」。院長の伊藤薫子さんにお話を伺いました。
伊藤さんによると女性の骨密度のピークは20代! そこから40代まではギリギリキープできるものの、加齢とともに徐々に下降しはじめ60歳頃にはおよそ7割にまで低下するそう。
同時に骨粗鬆症のリスクも高まり、骨折やケガなどのトラブルも増加。しかも骨粗鬆症には自覚症状がなく、骨折して初めて進行していることに気づいたとか、痛みが出て初めて検査したとか、そんな患者さんが圧倒的に多いそうです。
かくいう私も更年期まっただ中ですが、「人生で一度も骨折したことないし!」と根拠のない自信のみで突っ走り、骨密度検査は受けたことがありません。
お話を聞きながら、ああ、もうスッカスカだったらどうしよう……と不安に駆られていたところ、先生から「受けてみます?」とありがたいお申し出が!!! はいはい、受けます、受けますとも! 同世代のライターさんと元気よく手を上げ、取材後に検査してもらいました。
検査着に着替え、ベッドに横になること10分、15分? 思いのほか短い時間で検査終了。そして、数分後には成績表を手渡されました。