からだ

キレイへの近道、美容のプロが解説する7つの最新美容キーワード。

  • 撮影・久々江 満 構成と文・今井 恵

Keyword 5【肌の現代病= インフラメージング(炎症老化)とは。】

インフラメージングとは炎症による老化を意味する造語。

「紫外線やストレス、大気汚染などが原因で皮膚の中に微細な炎症が起き、老化を加速させること。炎症=赤みと思う方が多いんですが、むしろコラーゲンを劣化させ線維を壊すので、シミやたるみが起きると知ってほしい」(貴子さん)。

岡部さんは、スキンケア=炎症を防ぐこと、であるという。「化粧品の働きは本来、保湿がメインで、角層を外的要因から守れる強いものにするんです。つまりスキンケアとは炎症が起きにくい肌にすることなんです」。

「年齢とともに睡眠では日中に受けたダメージを解消できず、炎症の負債がたまります。日々のケアで負債がたまらない肌に」(倉田さん)

左から、メラニン、糖化、血管内の濁りを解消して澄んだ肌に。ホワイトショット CXS 25ml 1万6500円(ポーラ TEL.0120・117111) 紫植物の潤いパワーを配合。リバイタル ローションセラム 180ml 6,600円*9月21日発売(資生 TEL.0120・81・4710) 消炎剤配合の潤いたっぷりのマスク。キュレル 潤浸保湿 モイストリペアシートマスク 4枚入 [医薬部外品]1,650円*編集部調べ。9月11日発売(花王 TEL.0120・165・698)

Keyword 6【肌と脳を快適に導くホリスティックケア。】

「〝人が生き生きと健康的になるのには何が大切か〟と聞かれたら、それは〝脳の働き〟なんです。だからホリスティックという考えにはとても共感できて、化粧品とは肌と脳に働くべきだと思っています」(岡部さん)。

スキンケアは脳がよい印象を持つ=つまり心地よい、と感じるものを選ぶことが大切なのだそう。「東洋医学的な考えでいえば、血流をよくすることも大事です」(岡部さん)。

「ストレス過多な人が多く、睡眠の質や疲労感が肌老化に直結します。質の高い睡眠のためにはCBD(カンナビジオール)が有効と考え、女性が摂りやすい形状のグミを考案しました。噛むという行為もリラックス効果を得られます」(貴子さん)

左から、紫外線ダメージの緩和に。カプセル TI 60粒 4,860円(カバーマーク) 巡りを整える。健美三泉 サーキュリンクベース 60粒 6,264円(ポーラ) 副交感神経を優位にする効果が話題のCBDを配合したグミ。The CBD rebalance(15粒) 2,750円*10月発売予定(TAKAKOスタイル TEL.03・6455・0021)

Keyword 7【可能性を秘めるⅢ型コラーゲン。】

ハリのある肌を目指したいと考えた時、思い浮かべる成分はコラーゲン。

「卵殻膜(卵の殻の中の薄膜)はハリと密接な関係を持つⅢ型コラーゲンを増やすといわれています。しかも線維芽細胞を活性化してハリを自ら生み出させるというのが頼もしい」(倉田さん)

「化粧品に配合されるコラーゲンといえばⅠ型やⅣ型ですが、Ⅲ型はまだ研究があまり進んでいません。そういう意味では、これからが楽しみな注目成分ではないでしょうか」(岡部さん)

左・Ⅲ型コラーゲンの産生に深く関わる卵殻膜をエキス化して配合。オージオ ビューティーオープナー 18ml 6,380円(オージオ TEL.0120・0210・10) 右・たっぷりの潤いでなめらかなハリを。エリクシール シュペリエル リフト モイスト ローションT ⅡWE 300ml [医薬部外品] 4,587円*編集部調べ。10月21日数量限定発売(エリクシール TEL.0120・770・933)

倉田真由美 さん (くらた・まゆみ)

美容ジャーナリスト

35年以上のキャリアを持ち、雑誌やウェブ、新聞などの執筆やコメント、美容関係のPR誌やリーフレットの制作、イベント出演も。

岡部美代治 さん (おかべ・みよじ)

ビューティサイエンティスト

アルビオンを経て、現在は美容コンサルタントとして商品開発や美容教育のアドバイス、雑誌の取材や講演、セミナーで活躍。

貴子 さん (たかこ)

「松倉クリニック代官山」院長、美容皮膚科医

専門知識をわかりやすく解説。オリジナルの化粧品や医療用サプリメント「TAKAKO STYLE」の開発にも携わる。

『クロワッサン』1053号より

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