骨盤の関節を動かして本来の動きを取り戻す。
骨盤に関節があることを自覚している人は少ないが、中央にある仙骨と仙骨の左右にある腸骨の繋ぎ目を仙腸関節という。周囲の靭帯(じんたい)によって固く連結されているので動く範囲は小さい。けれど、関節にわずかな歪みが生じることで腰痛を引き起こすことも。
そこで、お尻を左右に動かして仙腸関節をリセット。
骨盤の関節を動かして本来の動きを取り戻す。
骨盤に関節があることを自覚している人は少ないが、中央にある仙骨と仙骨の左右にある腸骨の繋ぎ目を仙腸関節という。周囲の靭帯(じんたい)によって固く連結されているので動く範囲は小さい。けれど、関節にわずかな歪みが生じることで腰痛を引き起こすことも。
そこで、お尻を左右に動かして仙腸関節をリセット。
バスタオルを畳んだ枕に頭、筒状に丸めたフェイスタオルに腰を乗せて仰向け姿勢になる。両手の手のひらを床の上につけて両膝を立てる。
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両脚を揃えて床から引き上げたら、左右の手で膝を掴む。膝の角度は90度。このとき、お尻を完全に床から浮かせ体重を腰に乗せるように。
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バランスをとりながら骨盤から下をまず左側に傾ける。左右の手で膝を左方向に誘導し、右の腰を浮かせて左の仙腸関節に体重を乗せる。
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次は反対。骨盤から下を右側に傾ける。左の腰をタオルから浮かせて右の仙腸関節に体重が乗るようにローリングさせる。数回繰り返し。
『Dr.クロワッサン 痛みとコリをすっと消す、自分でできる整体』(2020年4月28日発行)より。
※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。