藤井さんにとって発酵調味料である「酢」は、腸を健康にするための必須アイテムです。
「酢は蠕動(ぜんどう)運動をうながしてお通じを良くしてくれるし、酢に含まれるグルコン酸が善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれるんです」
そんな藤井さんが最近、よく作るのが「飲む甘酢」。酢に旨味のあるだしや醤油、砂糖を加えればごくごく飲めておいしい甘酢に。
今回は、その中に腸が喜ぶめかぶや納豆、大和芋、オクラなど粘りのある食材をたっぷり入れて。ひんやり冷やしておけば喉元をするりと通る、すっきりとした一品になるといいます。
「食欲が落ちる暑い夏場でも、朝、体に酢を入れておくと元気が出るし、腸も整いやすくなりますよ」