からだ

手足の冷え対策に、深い呼吸で自律神経を整える。

お悩み解消ストレッチを、スポーツ&サイエンス代表の坂詰真二さんに教わります。
  • 撮影・黒川ひろみ ヘアメイク・武田尚子(MÉLANGE) スタイリング・春原久子 文・石飛カノ イラストレーション・川野郁代 モデル・くらさわかずえ

手足の先が いつも冷たく、夏の冷房や冬の外出が辛い。

冷えの症状は自律神経の乱れで引き起こされることが少なくありません。

日中の仕事モードのときは自律神経の交感神経が主に働き、夜間は副交感神経が働きます。前者は血管を収縮させたり心拍数を上げてカラダをアクティブにし、後者はその逆の役割を果たします。

手足の先に冷えの症状がある人は、交感神経が常に強く働いているため、血液が末端まで行き届いていない可能性あり。腹式呼吸でカラダを副交感神経モードに。

【解決】

お腹の奥にある筋肉をのばして深い呼吸を。副交感神経をオン。

【やってみよう!】ゆっくり長く吐いて吸って。

椅子に深く座り、下腹部に両手を重ねて置く。口から息を吐いてお腹を凹ませ、鼻から息を吸ってお腹を膨らませる。1分間続けて。

【Point】暖かい部屋、服装で行って。

(A)口をすぼめてゆっくり長く息を吐く。

(B)目を閉じて、ややうつむき加減で。

(C)息を吐くときにお腹を凹ませる。

(D)左右の手を下腹部の上で重ねる。

(A)鼻から息をゆっくり大きく吸う。

(B)息を吸うときは顔を上げながら。

(C)息を吸いながらお腹を膨らませる。

坂詰真二

監修

坂詰真二 さん (さかづめ・しんじ)

スポーツ&サイエンス代表

1966年生まれ。横浜市立大学文理学部卒。アスリートへの指導のほか、各年代に応じた筋トレやストレッチなどをさまざまな媒体で紹介。

『Dr.クロワッサン 何歳からでもカラダはやわらかくなる!』(2019年1月5日発行)より。

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