からだ

毎食の蒸し大豆や大豆ミートの食事で快調&快腸です。

大豆食料理研究家の坂東万有子さん。大豆を続けて感じるカラダの変化とは?
  • 撮影・黒澤義教 文・一澤ひらり

20年ほど前に大豆ミートの唐揚げを食べて、そのおいしさに感動。以来、大豆食を世に広めるべく活動してきたのが坂東万有子さんです。

「大豆って植物性たんぱく質をはじめミネラル、食物繊維など栄養が豊富な日本のスーパーフード。おいしい上に大豆パワーの素晴らしさに気がついて、健康のために体に摂り入れたいと思ったんです」

大豆は味噌、醤油などの伝統的な発酵食をはじめ、日本人にとってはなくてはならないもの。とはいえ、大豆自体はふだん納豆や煮豆ぐらいしか口にすることがありません。

「でも大豆はクセがなくて、煮物や炒め物、スープなどどんな料理にもよく合います。滋味深くてコクが出るので、料理の味を引き上げるんですよね。いまは使い勝手のいい蒸し大豆やお肉の代わりに使える大豆ミートがスーパーに並んでいるので、利用しやすいのもうれしいです」

坂東さんの食生活は豆と野菜が中心。栄養バランスのいい食事を心がけています。

「ベジタリアンではないので、お肉も食べますが、たとえば唐揚げは、鶏肉と大豆ミートブロックタイプの半々で作ればカロリーカットできるんですよ。しかも、動物性と植物性たんぱく質の両方が摂れるからバランスもいいですね」

大豆ミートを初めて使うなら、ふだんの肉料理に大豆ミートの量を少しずつ増やしていくのがコツです。

「蒸し大豆と大豆ミートを両方使うようになると、大豆料理のバリエーションが格段に増えて、毎日飽きずに食べられるようになります。面倒に思われがちな大豆ミートの乾燥タイプも、湯戻しせずに具材と一緒に煮込めば味を吸収しておいしくなりますから、手間がかかりません」

坂東さんは日ごろから大豆の簡単な惣菜を作り置きして、すぐ食べられるようにしているそうです。

「豆と野菜を意識して食べるようにしたら、体がどんどん変わっていくのがわかりました。以前より風邪もひかなくなったし、10代のころ悩まされていたアトピーや花粉症もなくなったんです。腸内環境も整えられて、日々快腸です(笑)」

坂東さんの大豆生活

【 朝食 】

和食が好き。玄米、みそ汁に、豆で作った惣菜を並べます。

小鉢には蒸し黒豆のなめこおろし、ポテトサラダには大豆ミートのレトルトミンチタイプを混ぜ込んで。

【 昼食 】

野菜と豆を一度に食べられるカレーは、ランチにぴったり。

えびと蒸し豆のレッドカレーは、大豆ミートの乾燥ブロックを野菜と煮込み、蒸し大豆をふりかけて。

【 おやつ 】

ベトナムのおやつ「チェー」、蒸し豆でよく作っています。

ココナッツミルクとはちみつ、牛乳を混ぜて冷やし、果物を入れたカップに注いで、蒸し豆をトッピング。

【 夕食 】

ミートパスタを大豆ミートで。満腹でも胃もたれしません。

市販のパスタソースに、大豆ミートの乾燥ミンチを加えて煮込むだけ。手早く作れる時短メニュー。

大豆料理を毎日続けるコツ

(1)朝食のヨーグルト、スムージーに蒸し大豆を加える。
「大豆のオリゴ糖とヨーグルトの乳酸菌の最強コンビです。腸内環境をよくし、美肌力もアップ。忙しい朝でもこれなら手軽にできます」

(2)定番の肉料理、カレーや肉じゃが、野菜炒めに大豆ミートを入れる。
「大豆ミートは低脂質で低カロリーなので、肉と置き換えるだけでカロリーを抑えられて、大豆の豊富な栄養もしっかり摂ることができます」

(3)おやつにそのまま蒸し大豆を食べる。
「蒸し豆はサラッとしているので、つまんで食べられ、噛み応えがあって満足感が得られます。腹持ちがいいので小腹が空いたときに最適です」

(4)みそ汁、スープなどに蒸し豆をちょい足し。
「蒸し豆は旨みが濃いので、スープに入れると味に深みが加わります。味噌汁、中華、エスニック、どんなスープに入れても合います」

坂東万有子

料理制作

坂東万有子 さん (ばんどう・まゆこ)

大豆食料理研究家

大豆食品や発酵食品を、現代的な食生活の中でも取り入れやすいように工夫した料理が人気。著書に『大豆ミートのヘルシーレシピ』(河出書房新社)。

池谷敏郎

監修

池谷敏郎 さん (いけたに・としろう)

池谷医院院長 医学博士

内科、循環器科の専門家として、テレビや雑誌など多方面で活躍中。著書に『医者がすすめる“大豆ファースト”』(主婦の友社)など。

『Dr.クロワッサン ちょい足し蒸し大豆ダイエット』(2019年4月22日発行)より。

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