パサつきがちな魚もしっとり! 甘酒西京漬け【山脇りこさんの甘酒レシピ】。
調味料として甘酒を使うとより味わい深く栄養価もアップ。料理家の山脇りこさんに教わります。
撮影・小林キユウ 文・葛山あかね
家庭で簡単に"西京焼き"を。パサつきがちな魚もしっとり!
家にあるいつもの味噌と甘酒を混ぜれば、西京漬けの甘さやコクが再現できる。めかじきだけでなく、さわらや鮭、豚肉、鶏肉などにも応用可能。お弁当にも最適。
【材料(4人分)】
甘酒大さじ5
味噌大さじ4
めかじき4枚
【作り方】
1.甘酒と味噌をよく混ぜる。
2.めかじきに塩(分量外)をふり、10分ほど置いて水分を拭き取る。
3.1を2に塗りつけるようにして漬け、1時間〜一晩置く。
4.魚に塗った甘酒味噌をきれいにぬぐい、フライパンでじっくり焼く。仕上げに先ほど取り除いた甘酒味噌を加え、焼きながらからめる。
甘酒を使うメリット
(1)短時間で、長時間煮込んだような味になる(カレーライス ビーフシチュー)
(2)旨みがプラスされ、味に深みが出る(ブリの照り焼き 甘酢漬け)
(3)料理にコクが出る(肉じゃが 煮魚 豚の角煮)
(4)素材がしっとり柔らかくなる(鶏の唐揚げ 煮豚 和え物)
(5)自然な甘みがつく(卵焼き ちらし寿司 アイスクリーム)
(6)調味料が少量ですむ(ひじきの煮物 さば味噌煮 海老チリ)
(7)もっちりとした食感も楽しめる(パンケーキ プリン)
『Dr.クロワッサン 若返る 甘酒・麹の健康法』(2019年6月28日発行)より。