足にほどよくフィットして、朝から晩まで履いても疲れにくい。汚れたらザブザブ洗える。これが靴下にとっての〝当たり前〟。ではそれがシューズになったら? 靴下づくりの発想から生まれた「ニットシューズ」は、ポリエステルを編み上げたニットが本体。クッションの効いたインソールとゴム素材のアウトソールが付いているから、室内はもちろん、外で履いても快適。トゥの形は3種類、色柄のバリエーションも豊富にそろい、シーンに合わせたコーディネートが楽しめそうだ。
ナイガイは昨年、創業100周年を迎えた靴下製造の老舗。その歴史を振り返ると、1936年に革のガーターに代わって、ゴム糸を編み込んだ靴下を発売。1965年にはロングセラー「ずれない、落ちない、心地よい」F&Hシリーズを販売するなど、いち早く〝フィットする靴下〟に着眼。「素足以上に足どり軽く」をスローガンに、 常に新しい製品の価値を追求する精神は、今も脈々と受け継がれている。
生活スタイルの模索が続く今、小さな変化が大きな気づきをもたらすとき。身体を支える足元を見直して、より健やかな毎日へ、軽やかな一歩を踏み出したい。