A
ショーウィンドウに映った、猫背でトボトボ歩きの自分。いつの間にこんな姿勢に?加齢などが原因で背中が丸まると、骨盤が後傾し、歩幅が狭くなります。つま先が上がりきらないことも多く、ちょっとした段差でつまずきやすくなることも。
からだ
「転びやすい・折れやすい」生活していませんか?
- 文・吉田真帆 イラストレーション・松元まり子
Q. 背中が丸まった自分の姿に驚いたことは?
Q. 足に合わない靴を履いていませんか?
A
足に合わない靴を履いていると、歩くたびに靴の中で足が動き、姿勢が安定しません。不安定なまま歩こうとすると、太腿やふくらはぎの筋肉に必要以上の力が入り、それが積もり積もって膝に痛みや不快感をもたらします。
Q. ぺったんこ座りが楽ですか?
A
脚、お尻ともに床にぺたんと着く座り方が習慣になっている人は、骨盤の後傾や股関節の歪(ゆが)みに気をつけて。同時に膝の靭帯(じんたい)も伸びっぱなしになります。これらはいずれも膝トラブルの原因の一つです。
Q. すっかり運動から遠ざかっていませんか?
大人世代で、日頃から歩く習慣がない人は、脚やお尻の大きな筋肉が衰えているおそれがあります。やがて転倒リスクを高めてしまうことに。しかも骨は筋肉に負荷をかけることによっても強くなりますから、運動不足の人はご注意を。
『Dr.クロワッサン 何歳からでも骨は強くなる』(2020年3月28日発行)より。
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