肥満解消の秘訣はホルモンコントロール。専門医の指導で3kg痩せに挑戦!
撮影・岩本慶三 文・一澤ひらり
【花井さん】箸を一度置いて、味わう習慣を習得!
「指でつまめた腰のお肉が薄くなって、腰骨に触れるようになったんです」
2週間でサイズダウンを果たし、うれしそうに話す花井典子さん。常に意識したのは「空腹感を覚えてから食べ、早食いをしないこと。空腹になるのがイヤで、スイーツをちょこちょこ口にしていたが、キッチンのお菓子コーナーを撤去。口寂しい時はガムを噛むようにしたら、心も落ち着いてきた。
「幸せホルモンのセロトニンのおかげかしら。甘いものがなくても平気になりました。ホルモンは目に見えないけれど、ちゃんと働いている気がします」
日を重ねるにつれて夕食では「あー、お腹空いた!」と食卓につくように。
「食べる時は箸をこまめに置いて、よく噛んで食べることを心がけました。今までいかにきちんと味わって食べていなかったか、実感しましたね」
功を奏し、料理の半分ちょっと食べたぐらいで、満腹感を覚えるように。
「グラフ化体重日記を毎日つけているうちに、途中から下降線になってきたのがうれしくて、記録するのが楽しくなりました。これが脳内麻薬ホルモンと呼ばれているβエンドルフィンの働きなのかなって。ホルモンを味方にすると、そんなにつらい思いをしないでダイエットできるんですね」
タンパク質から食べると満腹ホルモンのインクレチンが分泌されるので、朝食はベーコンエッグを。
使ってなかった箸置きが大活躍。一口一口料理を味わっては箸を置くようにした。
パソコンの脇にはガムのボトル。ガムを噛み続けて、幸せホルモンのセロトニンを分泌させた。
ウォーキングを始めるにあたって、スマートウォッチを購入。心拍数などヘルスケア機能が充実。
近くのウォーキングコースで、早朝3㎞ほど歩くのが日課に。ピンクのウエアで気分を上げる。
花井さんの結果報告
【体重 -3kg】
ウエスト:-3cm
お腹周り:-8cm
太もも :-2cm
ヒップ :-3cm
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