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「ながら」体幹トレーニングと、入浴後のストレッチを習慣に。

ふだん動かさないおなかの内臓を意識して体幹を鍛える習慣で腸も活性化します。
お風呂上がりの体の温まっているときには、ストレッチで関節や筋肉の可動域を広げましょう。

文:韮澤恵理 イラストレーション:ヤマグチ・カヨ

[ お風呂上がりのゆったりストレッチ習慣 ]

入浴後に体が温まった状態で体をゆったりとほぐすことで、
副交感神経が優位になり、関節や筋肉の可動域も広がる。

「ながら」体幹トレーニングと、入浴後のストレッチを習慣に。

股関節ストレッチ

床に座って足の裏を合わせるようにし、両手で足をつかむように持ってゆっくりと倒せるところまで上体を倒す。そのまま深い呼吸をしながら10秒程度静止し、体を起こす。

「ながら」体幹トレーニングと、入浴後のストレッチを習慣に。

腰ひねり

あおむけに寝て足も伸ばし、片足を上げて90度に曲げ、腰をねじって逆側へ倒す。肩や腰は床から浮かないようにし、腰だけひねり、10秒ほど静止する。反対側も同様に。

「ながら」体幹トレーニングと、入浴後のストレッチを習慣に。

足腰ほぐし

床に座り、両足を開いて投げ出し、左右交互に足先に向けて手を伸ばす気持ちで背筋を伸ばしたまま体を倒す。ゆっくりと深い呼吸をしながら10秒程度静止し、元に戻す。

「ながら」体幹トレーニングと、入浴後のストレッチを習慣に。

太もも伸ばし

床に座り、両足を投げ出して開脚し、片方の足を後ろに曲げる。前に出している足の太ももの前面が伸びる感じを意識し、無理のない範囲で上体を前に倒す。左右交互に5〜10回繰り返す。

「ながら」体幹トレーニングと、入浴後のストレッチを習慣に。
  • 根来秀行

    監修

    根来秀行 さん (ねごろ・ひでゆき)

    医師、医学博士。

    東京大学大学院医学系研究科内科学専攻博士課程修了。ハーバード大学医学部客員教授、ソルボンヌ大学医学部客員教授、フランス国立保健医学研究機構客員教授、杏林大学医学部客員教授、事業構想大学院大学理事・教授。専門は内科学、腎臓病学、抗加齢医学、睡眠医学など多岐にわたり、最先端の臨床・研究・医学教育の分野で国際的に活躍中。『毛細血管は増やすが勝ち!』(集英社)、『ホルモンを活かせば、一生老化しない』(PHP研究所)、『老けない、太らない、病気にならない 24時間の過ごし方』(幻冬舎)、『【図解】毛細血管が寿命をのばす』(青春出版社)など著書多数。

『Dr.クロワッサン 毛細血管を増やして、血流力をつける!」(2018年11月15日発行)より。

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