味がなじんだ頃がおいしい、小あじの南蛮漬け【川津幸子さんのレシピ】。
使い慣れた発酵調味料。丁寧に作られたものを厳選すれば、料理研究家の川津幸子さんのレシピでもっとおいしく。
撮影・三東サイ 文・室田元美
小あじの南蛮漬け
保存もできて、まるごと食べられる。
じっくり揚げた小あじを甘酸っぱい漬け汁に。少し時間を置いて、なじんだ頃がおいしい。
【材料(4人分)】
小あじ400g
玉ねぎ1/2個
きゅうり1本
小麦粉・揚げ油各適量
赤唐辛子(種を除く)1本
漬け汁[酢・しょうゆ各1/3カップ、水1/4カップ、砂糖大さじ2]
【作り方】
1.小あじは、内臓を取り、血合いをふき取っておく。
2.バットに漬け汁の材料を混ぜ合わせる。
3.玉ねぎは薄切り、きゅうりは縦半分に切って、斜め薄切りにする。
4.1のあじに小麦粉を薄くまぶし、160度の油で6分ほど揚げたら、すぐに2に漬け、上に3の野菜と、赤唐辛子をちぎって散らす。
酢
まろやかで上品な酸味がよいお酢の条件です。
川津さんおすすめ
川津幸子(かわつ・ゆきこ)さん●料理研究家。JAF Mateで「川津幸子さんのこれ、作ってみて!」を連載中。既刊の『100円 100品 100文字レシピ』は電子書籍でも登場。ツボを押さえた家庭料理をぜひ真似したい。
『クロワッサン』1029号より