からだ
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疲労回復、元気の維持。入浴と就寝前の過ごし方で睡眠を制す。

  • イラストレーション・谷本ヨーコ 文・板倉みきこ

【就寝時に】

快適に眠れる室温は26度以下、湿度は50〜60%とされる。腹部は冷やさないよう注意し、タイマーを使いながらエアコンと上手に付き合いたい。内臓の休息時間になる深い眠りを、しっかり取れるよう心がけて。

就寝前の歯磨きでは、舌苔取りも行う

インドの生命科学アーユルヴェーダは、予防医学に関わる実践法が豊富。中でも、消化力改善に効果があるのが舌苔(ぜったい)取り。「舌苔は体内の未消化物と考えます。寝る前の舌のチェックと掃除を習慣に。ただ、口腔内の自浄力が落ちるので摂りすぎには注意。専用の器具で優しく行いましょう」(平賀さん)

快適な眠りの空間を香りで整える

嗅覚は五感の中で唯一脳に直結しているので、香りの演出効果はとても高い。「緊張をほぐす柑橘系のアロマはリラックスに最適。寝る前に髪の毛に少し吹きかけるといいですよ。また、ミントの香りを寝室や寝具などにスプレーしておくと、実際の温度より涼しく感じられます」(烏山さん)

右・精油を抽出する際にできる蒸留水は、自然で優しい香り。肌にもつけられる。ネロリ(オレンジフラワー)フローラルウォーター 100ml 1,430円〈税込〉(生活の木 TEL.0120-175-082) 左・ミント系でもソフトな香り。寝る前に使いやすい。ハッカ油スプレー 10ml 1,000円(北見ハッカ通商 TEL.0120-17-3663)※ハッカ油は非常に刺激の強い油なので、目元や肌への直接使用は避けて。また、プラスチック製品などに付着すると素材を傷める可能性も。

睡眠時間をファスティングに利用する

睡眠中は胃腸が休み、回復するための時間。「睡眠をファスティング(断食)に利用するのも手。食べない時間を長めにとり、臓器を緩やかなストレス下に置くことで、活性化させる間欠的ファスティングです。取り入れやすいのは16時間。睡眠を長時間とれば、比較的気軽に実践できます」(山崎さん)

烏山ますみ(からすやま・ますみ)さん●女性ホルモンバランスプランナー(R)。『アロマ&エステティックICHIKA.』代表。女性の心身のサポートを目指し、女性ホルモンの理解を一般に広める活動にも従事。

平賀きょう子(ひらが・きょうこ)さん●呼吸ヨガ(R)創始者。ヨガ指導者の育成、小学校や高齢者施設、心療内科などでのヨガ指導に力を注ぐ。日々に役立つアーユルヴェーダの知恵も発信。

山崎まいこ(やまざき・まいこ)さん●医師。「まいこホリスティックスキンクリニック」院長。肌と心のバランスに着目し、栄養学にも精通。内外からのケアを提案する。

『クロワッサン』1023号より

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