自分の歯を長く残すことが健康長寿の秘訣ということで始まった“8020運動”。80歳で20本の歯を残すのが目標だったが、人生100年時代の今、100歳で28本を目指したい。歯科医の坂本紗有見さんによると、
「健康を維持できていなければ、長生きはむしろ苦痛になってしまうことも。100歳まで自分の歯でものを食べられることは、心身のすベての健康やQOL(クオリティ・オブ・ライフ)に関わる大切なことなんです」
そのために必要なのは定期検診。
「虫歯や歯周病など口腔内のトラブルは予防が功を奏します。不具合が起きてからではなく、数カ月に1度、メンテナンスを兼ねた検診を受けましょう」